2010年05月30日
コンテンツ番号2194
第24回東京圏あに会
東京圏あに会(山本巌会長)の総会・懇親会が5月30日(日)、「ラ・ベルオーラム」(東京都台東区東上野)で開催され、会員や阿仁地区からの参加者など、約150名が集い、ふるさと阿仁地域を懐かしむ話で盛り上がりました。
東京圏あに会の総会は今年が24回目。山本厳会長は2月の冬季オリンピックで活躍した旧阿仁町出身の選手の活躍や秋田内陸線の存続にふれながら「昨今若干ではあるが明るさが見えはじめました。こういう時こそ会員相互の親睦と揺らぎない郷土愛をもって交流を深めていくことが大切」とあいさつ。
続いて、来賓として出席した津谷市長は北秋田市民病院の開院や、森吉山阿仁スキー場のゴンドラ運行、秋田内陸線の取組などを取り上げながら「課題解決には何より市の行財政改革の推進と財政の健全化が不可欠。課題を先送りすることなく5年後、10年後の将来を見据え、北秋田市を担う子どもたちのためにも、しっかりと基盤を固め、将来につなげていくことが大切と考えています。これからもふるさと北秋田市、そして阿仁地区が住みよい魅力あるまちになるよう、努めてまいります」と市の現状と今後の取り組みについて述べました。
総会では、昨年度の収支決算などが報告されたほか、今年度の予算や新役員等の提案を承認しました。
総会終了後の懇親会・アトラクションでは、地元阿仁から馬肉の煮つけや山菜、漬け物などなつかしい味を堪能しながら、互いの再会を喜び合い、故郷談義に花を咲かせていました。
また、マタギの里観光開発株式会社等から市の観光PR、内陸線サポーターから内陸線支援活動の取り組みが紹介され、参加者に協力を求めました。
阿仁地区の特産品販売コーナーでは、地元阿仁から直送されたミズやシドケ、アイコ等の山菜や加工品などが並べられ、採れたての山菜は瞬く間に完売するなど、郷土の味を求める会員たちに好評を得ていました。