2010年04月01日
コンテンツ番号2147
一層の知恵と汗を
津谷市長年度初め訓示
平成22年度のスタートに伴い4月1日、市役所本庁舎では、職員の異動に伴う辞令交付式が行われたほか、津谷市長が幹部職員らを前に年度初めの訓示を行ない、職員に積極的な取り組みを求めました。
辞令交付式では、市長部局、教育委員会、監査委員事務局、選挙管理委員会、消防本部で異動になった主幹以上の職員と新規採用職員ら約50人が出席。津谷市長、加賀隆寛教育委員長、久留嶋正夫代表監査委員、畠山勇悦選挙管理委員長、藤島孝雄消防長がそれぞれ辞令を交付しました。
この後、新規採用職員を代表して財務部財政課財政班に配属された武藤晋さんが、「公務を民主的かつ能率的に運営すべき責務を自覚し、住民全体の奉仕者として誠実かつ公正に職務を執行することを誓います」と宣誓しました。
津谷市長の訓示では、はじめに「市長就任から2年目を迎えた。合併からは5年が経過。懸案事項も一歩づつ進み今日1日は市民病院が開院の運びとなった。市の課題は山積しているが、阿仁のゴンドラ、内陸線など解決に向けた動きもある。しかし、諸課題の根っこになっているのは財政事情。就任以来行革と財政健全化を施政方針に掲げ職員の意識改革を促してきたがまだ道半ば」と振り返りました。
また、「行革が進み限られた職員で増える事業や市民サービスに対応してゆくために一層の知恵と汗が求められる。職務にあたっては、特定の職員だけが忙しいという状況は上司の責任が問われる。チームとして職務分担が適切かどうか互いに協力し連携する気持ちを持ってほしい。窓口でも少しの心遣いと笑顔で市民の反応が違ってくる」と、職務を遂行する上で自覚と気配りを求めました。
最後に、「22年度は、撒いた種から芽が出せるよう前向きに取り組む年にしたい。そのためにはやる気と元気が必要。初心に戻り市と市民のために存分に力を発揮してほしい。自身と家族の健康を大切に仕事と家庭を両立させ職務にあたってほしい」と、奮起を促しました。