2010年04月06日
コンテンツ番号2115
最後の1年生が高校生活をスタート
市立合川高等学校入学式
市立合川高等学校(齊藤和彌校長、生徒数166名)の入学式が4月6日(火)、同校の体育館で挙行され、61名の新入生が期待と希望を胸に高校生活をスタートしました。
同校は、昭和37年に学校法人秋田短期大学が設置し、秋田短期大学附属合川高等学校という校名で私立として創立。昭和47年に近隣5町村で構成される組合に移管し組合立となった後、平成17年の市町村合併を機に、北秋田市立合川高等学校に改称されました。また、来春北秋田地区の4高校の統合が決まっていることから、同校の入学式は今年が最後となります。
入学式では、上級生や保護者が見守るなか、新入生が少し緊張した表情で整然と入場。新入生点呼のあと、齊藤校長から入学の許可が通告されました。齊藤校長は「入学の感激を契機として、将来の目標と高校生活の目標を、固く決心することが今後の成長を左右する一歩となる。本校は来年度に近隣3高校と統合し、新たな高校として生まれかわる。新入生には、本校の良き伝統の継承者、良き伝統の創造者となってほしい」などと式辞。
来賓の津谷永光市長は「自らの意思で選んだ高校で、これからの始まる3年間は、皆さんの将来を形作る重要な期間です。友人や家族、周囲の方々のアドバイスに耳を傾け、どん欲に様々な知識を吸収し、将来をしっかりと展望する力を身につけてほしい。来年度には、市内の4高校が統合され新しい高校が誕生します。合川高校での生活は1年間となるが、本校の校風と伝統をしっかりと受け継ぎ、新たしい環境にも柔軟に対応できるように努力してほしい。将来、人生を振り返った時に輝かしい高校生活となるよう頑張ってほしい」などと祝辞を述べました。
このあと、新入生を代表して長岐拓(ひろし)さんが「学校の名誉を汚すことなく、これから始まる高校生活で自分の目標や夢を実現するために日々努力し前進したい」などと齊藤校長に誓いの言葉を述べました。
また、在校生を代表して楢岡海峰(みほ)生徒会長が「私たちは新入生の皆さんを心から歓迎します。自分で決めた目標を見失うことなく悔いのない日々を過ごしてください。そして、高校生活でわからないことや困ったことがあったら、気軽に上級生に聞いてください。私たちも皆さんにとって頼れる先輩であるよう努力します。合川高校はあと1年で閉校となります。限られた時間に中で、私たちとともにたくさんの思い出を作っていきましょう」と新入生に歓迎の言葉を贈りました。
最後に全員で校歌を斉唱し、合高生としての自覚を胸に刻み、誓いを新たにしました。