2019年03月19日
コンテンツ番号3029
林業の成長産業化に向け提言
(2019年3月19日)
大館北秋田地域林業成長産業化協議会(小林一宏幹事長)が3月19日に市役所を訪れ、大館市・北秋田市・上小阿仁村における林業施策に関する提言書を津谷市長に提出しました。
同協議会は、林野庁の「林業成長産業化地域」に選定された大館北秋田地域の林業成長産業化地域構想に基づき、「循環の輪」の創造を目指し、地域の充実した森林資源の最大活用と資源循環の確立をもって林業成長産業化を実現することを目的としています。協議会における地域は、大館市、北秋田市、上小阿仁村の3市村。協議会は、総務部会、再造林推進部会、秋田スギ・認証材利用促進部会、木質バイオマス利用促進部会の4部会で組織されています。
提言書には「新たな森林管理システムに向けた体制の整備」「木材利用方針の見直し等による木材利用の促進」「公共建築物への積極的な木材活用と木質バイオマス施設の導入」「林業産業成長化に向けた人材確保・育成と地元産材のブランド力の保続発展」の4項目が明記されています。
この日市役所を訪れたのは、小林幹事長のほか各部会の代表ら4人。今回の提言について津谷市長に説明をし、提言書を手渡しました。
これを受けて津谷市長は「当地域にはたくさんの森林資源があるが、地産池消できる仕組みを作っていかないと林業の成長産業化にはならない。今後も意見交換をしながらやっていきたい」などと述べました。