2010年04月08日
コンテンツ番号2091
活力と特色ある地域農業の確立へ
ふるさと雇用対策「雑穀と水耕栽培による農業経営及び雇用確立事業」がスタート
ふるさと雇用再生臨時対策基金事業として、市と株式会社あきた雑穀村(熊谷良一代表取締役)との間で「雑穀と水耕栽培による農業経営及び雇用確立事業業務委託契約」の締結式が4月8日(木)、中央公民館で行なわれました。
今回の事業内容は、健康志向の高まりの中での雑穀と農業の担い手不足や耕作者の高齢化による農地の荒廃、通年で生産される食品がすくないことに着目し、通年収益確保の農業実践とモデル確立のために冬場の生産物の加工品作りや水耕栽培実験の取り組み、農業の周年事業展開による人材確保と雑穀生産の産地づくり、競争力の強い商品開発を目的として、5人の新規雇用創出が図られます。
締結式では津谷市長と熊谷代表が、それぞれ契約書に署名捺印。津谷市長から「継続的な雇用機会の創出と各分野の施策の推進を図るために民間事業者から事業を公募して実施してきました。これで、市では3件18人の雇用の展開となります。熊谷社長のチャレンジ精神、農業をはじめとする事業展開が評価され採択されました。通年収益確保の農業実践、通年栽培による雇用の確保、冬場の加工品づくりを目指しており、遊休農地の有効利用を果たすものと確信しております。いずれの事業も補助期間終了後も引き続き雇用、自立して事業展開を行いそれぞれの分野でリーダーシップを発揮していただき、地域の活性化に寄与するものと期待します」と挨拶がありました。
熊谷代表は「地域発展のため全力で頑張ります」と力づよく抱負を述べたあと、水耕栽培、雑穀栽培など事業について説明しました。
事業はこれまでに、北秋田名物株式会社による「北秋田市もの作り観光産業支援事業」、北秋田WATOGA(ワトガ)新縫製ブランド研究会による「新農業ファッション創出事業」が実施されています。