2010年04月16日
コンテンツ番号2081
統合高校の名称は『秋田北鷹(あきたほくよう)高校』
北秋田地区統合高校名称
平成23年4月に開校する北秋田地区統合高校の名称が4月15日(木)、「秋田北鷹(あきたほくよう)高等学校」に決まったことが、県教育委員会より発表されました。6月の県議会で関係条例改正案の議決を得て正式決定となります。
秋田北鷹高校は県立鷹巣農林高校、県立鷹巣高校、県立米内沢高校、北秋田市立合川高校の4高校を統合し、平成23年4月に開校します。校舎は、鷹巣農林高校敷地内に建設中で、学科の編成は、普通科(5学級)、生物資源科(1学級)、緑地環境科(1学級)から成り、普通科には「特別進学コース」「スポーツコース」「キャリアコース」を設置します。また、基本理念は「新しい時代を創造する人間の育成」とし、教育目標として「21世紀の県北に活力を与え、県北地区の核となる学校を目指す」としています。
県教育委員会では、秋田北鷹の名称について「『北』は北国、秋田県の北に位置する、北秋田市に設置する、『鷹』は学校が設置される鷹巣地区と大空に力強く舞う鷹をかけた意味をもつ。「秋田」を冠をつけることでさまざまな教育活動を通じて、全国に学校を発信していこうとの意気込みを表している」と発表しました。
統合高校の名称は、県教育委員会が昨年9月から11月に公募。県内外から755件(校名数358件)の応募がありました。鷹巣高校に設置されている北秋田地区統合校開設準備室では、統合する4高校の同窓会やPTA・住民代表らの意見を参考にし、学校管理職と協議して選考し、名称候補を19件に絞り県教育委員会に報告しました。
県教育委員会では、報告を受けた19件のほか、応募された全名称に目配りして選考。特色ある新たな統合高にふさわしく100年後にも通用する、覚えやすく響きのよい名称、県内外のほかの学校名、施設名と混同されない、統合地区で候補に選ばれた校名を参考にする−などを考慮し、「秋田北鷹」を選考しました。また、「秋田北鷹」の応募は3通で、「北鷹」に関連した応募は109通ありました。
今後は、秋田県議会6月定例議会に、統合設置に係る関係条例改正案が上程され、議決を得て正式決定となります。