2010年03月02日
コンテンツ番号1966
JA鷹巣町の佐藤利子さんが全国最優秀賞
「家の光」記事体験発表で農林水産大臣賞
このほど、JA鷹巣町の佐藤利子さん(52)=七日市字道の上=が、JAグループの出版文化団体・社団法人家の光協会が開催した第52回全国家の光大会(2月10日、大阪市)の体験発表大会で最優秀賞の農林水産大臣賞に輝き、3月2日(火)、市役所を訪れ津谷市長に受賞を報告しました。
家の光協会では、出版部数全国一の農村向け家庭雑誌『家の光』など各種雑誌及び図書の編集・発行・販売、文化活動などの事業を行っており、大会は、「家の光」の記事を活用した体験発表などを通じて愛読者の交流を深め、JA教育文化活動の活発化と農村文化の向上を図ることを目的として開催されています。
今大会には、全国のJA女性部員や役職員約2600人が参加。体験発表大会で佐藤さんは、「新たな魅力を求めて 〜個(イエ)から皆(地域)へ」 と題して発表、33年間の就農生活を通じ協会が発行する雑誌や書籍との出会いが農業の魅力を知り、また、家の光の料理の記事が主婦業の助けにもなったことなどを紹介するとともに、今後も夢を持って農業を続ける決意を述べました。
佐藤さんは、昨年7月14の県大会に出場し全国大会を決め、全国大会では、47都道府県の代表を3ブロックに分けた予選を通過して決勝に進み、6人で臨んだ最終審査で見事最優秀賞に選ばれたものです。
佐藤清孝JA鷹巣町組合長らとともに報告に訪れた佐藤さんは、「大会はインターネットでもライブ中継されるなど、反響が大きく驚いた。受賞は佐藤組合長やJA女性部をはじめ就農生活を支えていただいた関係者の皆さんのおかげ。心から感謝したい」と話していました。
津谷市長は、この日中央公民館で開かれた同JA主催の「山の芋コンクール」でも佐藤さんが新作を出品していることなどに触れ、「佐藤さんの積極的な活動は他の組合員、市民のお手本。今回の受賞もこれまでの活動が成果として現れただけ。他の模範としてこれからも活動を続けて」と受賞を祝福していました。