2010年03月03日
コンテンツ番号1965
各保育園、幼稚園などでひな祭り行事
3月3日(水)、市内の各幼稚園・保育園ではひな祭り行事が行われ、園児たちが健やかな成長を願い、心待ちにしていた祭りを楽しみながらお祝いしました。
3月3日は「上巳」「桃の節句」などと言われ、厄を人形に移して祓った「流し雛」の風習がありました。それらが発展し、雛人形を飾り女の子の健やかな成長と幸せを願う現在の「雛祭り」となりました。
森吉地区の米内沢保育園(田崎美規子園長、園児:103人)では、「ひな祭り会」といっしょに「お誕生会」、「お楽しみ会」が開かれ、園児たちが飾られたひな人形の前で、友だちの誕生日を祝ったり、お遊戯をしてひな祭りを楽しみました。
会は「お誕生会」から始まり、全園児らが拍手で迎えるなか、3月生れの園児3人が手作りの冠を着け、風船を手に持って少し緊張したの表情で入場しました。一人ずつケーキに年齢分のローソクを立てて、田崎園長から園児の手形と記念写真の入ったカードがプレゼントされました。全員で「たんじょうび おめでとう」を歌って友だちの誕生日をお祝いしました。
続いて「ひな祭り会」が行われ、田崎園長は「ひな祭りは、女の子のお祭りです。女の子が元気でやさしく、大きくなって幸せなお嫁さんになれるようにお祝いしましょう」などとあいさつしました。
ステージには豪華な7段飾りのひな人形のほか、園児らが牛乳パックやハンガーを利用して一生懸命作ったたひな人形も展示され、園内は華やいだ雰囲気に包まれました。先生が各組のひな人形を紹介したあと、ひまわり組(年長)の女の子たちが、各自オリジナルの扇子と冠で着飾って「うれしい ひなまつり」の歌に合わせてお遊戯を披露しました。年少組の子どもたちは、普段と様子が違うお姉さんたちを見て「かわいい−」「すてきー」などと声をかけていました。また、おやつとして「雛ゼリー」をみんなでおいしくいただきました。
「お楽しみ会」では、紙芝居の変わりにタペストリーを使ったお話「ジャックと豆の木」を鑑賞し、最後に「夢をかなえてドラえもん」のお遊戯を全員で踊りました。
園児らは、盛りだくさんの賑やかなひな祭りに、満足げな笑顔で友だちと一緒に楽しんでいました。
ひなまつり行事は、各小学校区の児童クラブでも行われ、このうち鷹巣中央小学校に隣接する鷹巣中央児童館(佐藤栄館長、登録児童数40人)では、クラブの子どもたちのうち2年生が今年同小を卒業する6年生に手作りの花のバスケットをプレゼントしました。
この日児童館を利用した児童は、登録児童、自由来館者を合わせ81人。先に学校を終えた低学年の児童たちが自分たちで作ったプレゼントを用意し、6年生を待ちました。6年生21人が揃うと、プレゼントを持った2年生が6年生の待つ部屋に移動し、「いつもやさしくしてくれてありがとう」ときれいにラッピングされたバスケットを手わたしました。
6年生たちは、「このような会を開いてくれてありがとう。卒業しても児童館に寄るので一緒に遊びましょう」と答えていました。