2010年03月05日
コンテンツ番号1933
学びの成果披露し交流
平成21年度公民館講座閉講のつどい
市中央公民館、鷹巣地区公民館が主催する平成21年度公民館定期講座「閉講のつどい」(近藤文廣実行委員長)が3月6日(金)、同公民館で開かれ、参加した約120人の講座受講生が、この1年間の講座で学んだ体験や成果を発表し合い、交流を深めました。
公民館では、市民の学習や趣味を広げるため毎年多くの講座を開催しており、21年度は中央公民館で「初心者料理講座」など10講座、鷹巣地区の5地区館では「歌声サークル講座(七日市公民館)」など9講座を開催、300人を越える市民が学びの輪を広げました。
開会式では、「さわやかハイキング」など2講座を受講した近藤実行委員長が「人気の高い講座を受講させていただいたが、自然や地域の歴史について見聞を広げることができ、また仲間づくりにも役立った。今日は各講座の成果の発表がとても楽しみ。最後まで楽しみましょう」などとあいさつ。
中央公民館長の堀部聡市生涯学習課長は、講座開催に協力していただいた講師やボランティアに感謝の言葉を述べながら、「今年度の講座では61名が皆勤賞を受賞した。また、今日これだけの参加があるのも皆さんの学習意欲のたまもの。講座で学んだ成果をぜひ地域活動にも還元し、さらに生涯学習の輪を広げてほしい」と、期待しました。
定期講座の活動発表では、中公民館、栄公民館、綴子公民館の各講座から3人が体験発表。このうち、県の保健医療や漁業、文化などの専門家による講演聴講を中心とした中央公民館の「グッドライフ講座」を受講した村上トシ子さんは、「生鮮食品や加工食品の表示について学んだ講座では、法律で表示が義務付けられてはいるが、偽装による表示もあり、最終的には自己責任で判断しなければならないと学んだ。また、秋田の魚についての講演では、その後実際にスーパーに行き、旬の時期には秋田の地魚が多く並んでいるのを見て秋田の漁業資源の豊かさを知った」などと体験を発表していました。
続く交流会では、各公民館の7講座の受講生が成果を発表。歌声サークル(七日市公民館)やリズム体操(栄公民館)、舞踊講座(中央公民館)など各講座で学んだ歌や踊りなどが披露され、会場は発表のたびに大きな拍手が送られていました。