2010年03月07日
コンテンツ番号1919
希望胸に学び舎巣立つ
市4中学校で卒業式
好天に恵まれた3月7日(日)、市立中学校4校で卒業式が行われ、卒業生がそれぞれの思い出を胸に学び舎を巣立ちました。
今年の卒業生は鷹巣中学校が122人、鷹巣南中53人、合川中72人、森吉中66人、阿仁中30人の計343人。
この日行われたのは、鷹巣中、鷹巣南中、合川中、森吉中の4校。このうち鷹巣南中学校(渡邊一夫校長、生徒数152人)では、在校生、教職員、来賓、保護者合わせ約250人が出席、体育館を会場に式典が行われました。
はじめに、渡邊一夫校長が一人ひとりに卒業証書を授与した後、「卒業する君たちに二つの言葉を贈りたい。一つは『挑戦』。チャレンジすることをあきらめずに、粘り強く目標に向かって。もう一つは『感謝』。人は多くの人からの支えがあって生きている。人への感謝の気持ち、ありがとうと素直に言える気持ちを持ち、これから人生に向かって」などと式辞。
市教育委員会の三澤教育長は、「心と体と頭を鍛え目標に向かってひたむきに努力する人間を作ることが南中学校の教育目標。卒業後はさらに一段ステージが上がる。自分のやること一つひとつに心をこめることで夢を実現させて。自分の限界を自分で決めずに、限界を打ち破るまで努力してほしい」と激励しました。
また、畠山久徳PTA会長は「初めて校門をくぐったときのことを思い出し、3年間を振り返ってほしい。この3年間を過ごせたのも友人や先生方、保護者、地域の皆さんに支えれらたおかげ。南中の卒業生であることを誇りに、誰からも尊敬される人間になってほしい」と期待の言葉を述べました。
在校生からは、2年生の藤原武治君と神成千尋さんが、「この2年間、学校生活でやさしく、ときには厳しくいろいろなことを教えてくれた先輩たち。そんな先輩たちが築いてくれた南中の伝統を受け継ぐことを約束します。卒業後も行き詰ることがあったら南中のことを思い出して」と、感謝と励ましの言葉を送りました。
はなむけの言葉を受けた卒業生は、全員が正面に整列し、一人ひとりが「部活では全県大会出場を目指し頑張った。厳しい練習を乗り越えられたのはたくさんの仲間たちがいたおかげ」「学校生活では体調面に不安があったが、周りのみんなに支えられ3年間を過ごすことができた」「1、2年生の皆さんも仲間を信じ頑張って」などと、3年間を振り返って思い出や決意を込めた巣立ちの言葉を述べました。
式典の最後には、3年間の思い出を胸に、在校生とともに全員で「卒業の歌」と校歌を心一つにして歌い上げ、中学校生活最後の日を締めくくりました。