2010年03月07日
コンテンツ番号1913
66人が学舎を巣立つ
森吉中学校卒業式
森吉中学校(明石勝美校長、生徒数183人)の卒業式が3月7日、同校で行われ、66人の卒業生がそれぞれの思い出を胸に学び舎を巣立ちました。
式典では、はじめに卒業証書の授与が行われ、卒業生一人ひとりが壇上に上がり、明石校長から卒業証書を受け取りました。
明石校長は式辞で、「夢と希望を持って新しい社会に旅立とうとする皆さんは、社会は何を求め、自分は社会のために何をこなせるか、そのために自分は何ができるかを真剣に考えてほしい。そして、常に感謝の心を持って行動してほしい。校訓の自主、協調、創造を胸に新しい世界で大きく羽ばたいて」などと激励しました。
来賓祝辞、卒業祝品授与のあと、送別の言葉では、在校生の金沢脩人(しゅうと)君と高屋夏希さんが「先輩たちが創った森中の思い出は、この校舎と私たちの心の中にあります。先輩たちとの別れは辛いですが、私たちは今まで以上に努力し森中発展のために尽くします。夢は叶えるためにあるので、夢は決して諦めないでください。どんな大きな壁が立ちはだかっても諦めず、夢に向かって突き進んでください」とエールを送りました。
卒業生の松橋勇輝君と古倉あゆみさんが、「在校生の皆さん、これからの森中を皆さんに託します。森中の伝統を守るだけでなく、よりよい歴史を築いてください。私たちはそれぞれ抱く思いは違いますが、森中卒業生として誇りを持ち夢に向かい旅立ちます。この学舎で66人の友と過ごしたことを心から幸せに思います。充実した学校生活をありがとう。そしてさよなら」と、巣立ちの言葉を述べました。
式典の最後には、全校生徒が「卒業の歌」、「仰げば尊し」などを心一つにして歌い上げ、感極まって目頭を押さえる卒業生や保護者の姿もありました。
式典のあと、卒業生や保護者は各クラスで担任らとの最後の別れを惜しみ、3年間の思い出が詰まった学びやを後にしました。