2010年03月10日
コンテンツ番号1912
市民病院来院者の利用などについても要望
平成21年度北欧の杜公園運営協議会
平成21年度北欧の杜公園運営協議会が3月10日(水)、同公園内のパークセンターで開かれ、津谷市長ほか協議会委員、設置者の県及び公園事務所の担当者ら15人が出席し、今後の利用促進や運営方法などについて意見を交わしました。
県立北欧の杜公園は、秋田県が設置し、平成6年度に開園。平成18年度からは、財団法人秋田県総合公社が指定管理者として運営にあたっています。運営協議会は、利用者や外部有識者などで構成され、情報交換や運営業務の調整を行っています。
佐藤義昭公園事務所長は、「利用促進が最大の目標。今年度は、新たなパークゴルフコースの完成などで18、19年度と比較し2%ほど利用が伸び、また使用料も10%増となった。今後も安全に楽しんでもらえる公園をめざしたい。それぞれの立場からアドバイスを」とあいさつ。
協議では、はじめに事務局から、21年度の利用状況と実績が報告されました。昨年の利用人数は2月末日までの実績で94,397人。3月の見込数2,000人を加えると96,397人となり、19年度の95,521人、18年度の94,043人を越え、利用が伸びた結果となりました。(※20年度は全国植樹祭の会場となったことから比較から除外)
各月ごとの利用状況は、利用数の多いイベントなどでは5月のゴールデンウイークで約6千人、7月の「あきた水と緑の森林祭」で約1千人、初めての開催となった9月の「ノスタルジックカーフェスティバル」で約5千人など。このほか、パークゴルフ大会の開催が定着してきたことや例年利用が伸び悩む冬期間、雪の滑り台や迷路を設置したことで、子どもたちの利用が伸びたことなどが報告されました。
また、8月にディスクゴルフの東北大会が開催され、全国からプロ・アマ50人が参加、会場として好評だったことから11月に日本ディスクゴルフ協会の公認コースとして認定され、今年の10月にはさらに上位の大会の開催が決まったと説明がありました。
委員からは、「22年度はラジコン飛行機の全国大会(F3ARC曲技日本選手権)が予定されていないようだがなぜか」「市民病院の利用者(家族)の利用なども考えて(津谷市長)」といった質問や要望が出され、事務局からは、「ラジコン飛行機の大会は大館能代空港の空港管制の関係で許可が下りず主催者が会場を変更したため。参加者からは良い会場と好評だった。いずれは復活開催してもらえるよう関係者に働きかけたい」「市とも連携し、病院利用者の利用についてより良い方法を考えたい」などと答えていました。