2010年03月11日
コンテンツ番号1910
ソフトボールの普及発展で県スポーツ賞
関口ヨシさん 受賞を市長に報告
秋田県スポーツの発展に寄与した功労者や選手に贈られる2009年度秋田県スポーツ賞栄誉賞を受賞した関口ヨシさん(72)=花園町=が3月11日(木)、市役所を訪れ津谷市長に受賞を報告しました。
関口さんは、昭和40年代に旧鷹巣町の体育指導員に就任、地域スポーツの振興と住民の健康づくりに関わり、特にソフトボールの普及に努めました。選手、指導者としてママさんチーム「サンデーズ」を結成、県大会に出場したほか、昭和55年の鷹巣町ソフトボール協会(現北秋田市ソフトボール協会)、その後大館北秋ソフトボール協会の設立に尽力しました。
協会では、これまで35回を重ねた全県選抜大会や県民スポーツ大会、全日本一般(男女)大会、全県高校新人戦など各種大会を開催、関口さんは協会事務局として運営全般に携わり北秋田のソフトボール普及に貢献しているほか、県ソフトボール協会理事などを歴任、現在も活躍されています。
市体育協会の松田光朗会長らとともに市役所を訪れた関口さんは、「北秋田は中学、高校にソフトボール部がないなど普及には愛好者の理解と協力が不可欠だった。大会運営ではクラブのある大館桂や能代北高校の生徒にも手伝ってもらっている。また、普段会場として使っている米代川河川緑地グラウンドも、洪水のたびに流され復旧整備してもらっているが、受賞はこのように多くの人たちに支えられたおかげ」と述べていました。
津谷市長は、「受賞は長年にわたる地道な活動が認められたもので、他のスポーツ普及にとっても大きな励みになる。今後もますますお元気で普及と指導にあたってほしい」と、祝福しました。