2010年02月01日
コンテンツ番号7699
道行く人にもあで姿を披露
市内の神社で2月1日、恒例の厄払い行事が行われ、善男善女が神前で厄除けを祈願しました。
女性は数え年19歳と33歳、男性は25歳と42歳、また地域によっては男女62歳を厄年といい、特に女性の33歳と男性の42歳・62歳を大厄と呼び、社寺でお払いを受ける習慣があります。
今年大厄に当たるのは、女性の33歳が昭和53年生まれ(54年早生まれを含む)、男性の42歳が同44年生まれ(45年早生まれを含む)、62歳が同24年生まれ(25年早生まれを含む)の方たちです。神社では、厄年を無事に乗り切ることができるよう、お払いを受けるとともに神前に玉串を捧げ、厄除けを祈願します。
厄払いは旧正月の行事として江戸時代あたりから行われるようになったもので、北秋田地方では、一部を除き現在は新暦の2月1日に行われることが多いようです。
このうち鷹巣神社では、黒留袖に丸髷(まげ)姿で参加する女性が多く、大勢のアマチュアカメラマンが、趣のある昔ながらの参拝姿をカメラに収めようとと盛んにシャッターを切っていました。
鷹巣神社での祈祷を済ませた女性たちは、通称「女の神様」として知られる元町の三吉神社にもお参り。この後女性たちは、中心商店街のにぎわいづくりに一役買おうと、そのままの正装姿で鷹巣駅前の目抜き通りを行進し、商店や道行く人たちから注目を浴びていました。
お払いを済ませた後、鷹ノ巣駅まで商店街を行進しあで姿を披露、賑わいづくりにも一役買いました
米内沢神社での合同祈願祭と女性たち
また、森吉地区では33歳の女性、42歳、62歳の男性が参加しての合同祈願祭が行われ、厄除けと互いの多幸、長寿を祈りました。
このうち、米内沢神社では米寿の88歳を迎えた人たちを含めた約60人が正装で参集。宮司のお祓いを受けながら1年間の厄除けと長寿を祈願しました。
このあと、森吉コミュニティセンターで祝宴が行われ、踊りや余興を繰り広げながら厄年をともにした世代間の交流を楽しんでいました。
(2010.2.1)