2010年02月09日
コンテンツ番号7693
がんばれ先輩!鈴木芙由子選手
冬季バンクーバーオリンピックのバイアスロン競技に出場する本市出身・鈴木芙由子さん(21)=自衛隊冬季戦技教育隊=の応援フラッグ贈呈式が2月9日(火)、鈴木さんの母校米内沢高校(佐々木潤子校長、生徒数104人)で行われ、同校の生徒が、鈴木さんの父・博和さんに、応援メッセージを書き込んだフラッグを手わたしました。
鈴木選手は合川南小でクロスカントリースキーを始め、合川中で全国出場。米内沢高校ではインターハイの個人、団体各種目で活躍しました。また、全国高校駅伝秋田県大会にも選手として出場しています。
同校を2007年に卒業し自衛隊に入隊、ここでクロスカントリーからバイアスロンに転向すると、予想以上の急成長を遂げ日本代表としてバンクバーへの切符を手にしました。
応援フラッグの贈呈は先輩を激励しようと同校生徒会(笠井大勢会長)が中心となって企画。セレモニーでは、はじめに佐々木校長が、「鈴木さんは、私たちに大きな夢をプレゼントしてくれた。在学中は明るく笑顔が印象的な生徒だった。バンクーバーの空に鈴木さんの笑顔が輝くように全校一丸となって応援しましょう」などとあいさつ。
続いて、生徒会の笠井会長が「母校出身の初のオリンピック選手となった鈴木選手は僕たちにとっても大きな誇り。フラッグには生徒全員の応援メッセージを書き込んだ。競技の日には精一杯応援したい」などと述べ、生徒会執行部がフラッグと色紙を手わたしました。また、PTAと職員から激励費が贈呈されました。
フラッグは、縦66センチ、横87センチの大きさ。「100%全力を出し切って楽しいすべりを!」「応援しています。目指せナンバーワン」などと、104人分の応援メッセージが書き込まれています。
博和さんは、「みなさんからこういう形で応援していただけることは本当にうれしい。バイアスロン競技は世界と日本とのレベルが大きいので、現地で応援する日本人は少ないと思うが、その分テレビにも映るようにこの旗を大きく振って応援してきたい」と、感謝の言葉を述べていました。博和さんは、妻の美千子さん、自衛隊関係者とともに14日日本を出発します。
鈴木選手の出場種目は女子7.5kmスプリント(日本時間2月14日)と女子15km個人(19日)。10kmパシュート(17日)は7.5kmで60位以内に入ると出場枠が与えられます。合川地区体育協会では、競技の模様をテレビで観戦するパブリックビューイングを合川農村環境改善センターで開催の予定です。(→要項)
競技日程はこちらでご確認ください。
(2010.2.9)