2010年02月13日
コンテンツ番号7689
大にぎわい 「もちっこ市」
第16回鷹巣もちっこ市が、綴子・大太鼓の館駐車場の特設テントを会場に13日(土)から始まり、手作りの餅や各種特産品などを買い求める人々でにぎわっています。
北秋田市鷹巣物産協会(村井松悦会長)と市観光協会(藤本忠会長)の主催。観光客が遠のく冬季間の誘客を図ろうと開かれているもので、新しい小正月行事として定着しています。
午前9時から大太鼓の館前で行われた開会行事で、はじめに、津谷市長ほか物産協会、観光協会、JA、商工会などの関係者が神事に参列し、玉ぐしを奉てんし、誘客とイベントの成功などを祈願しました。
神事の後、もちっこ市実行委員会の熊谷良一実行委員長が「餅をメインにしたイベントは秋田県ではこのもちっこ市だけ。全国でもあまりないユニークな行事。さらに多くのんお客さんたちが訪れるようみなさんもぜひPRしてほしい。また、出店者も売り急ぎしないで会話を楽しみながら良い2日間にしてほしい」とあいさつ。
津谷市長は、「15年間継続して開催できたのも、生産者、出店各団体ほか地域のみなさんのおかげ。もちっこ市の大きな目的は自分たちの作ったものを売る地産地消化。売る人と訪れる人がともに楽しみ、イベントが成功することを期待します」などと祝辞を述べました。
セレモニーの後、仮設された雪の御堂前で商売繁盛や家内安全などを祈願して餅まきが行われ、集まった観光客らがご利益にあずかろうと、まかれた紅白の餅に手を差し伸べていました。
市(いち)の会場となっている駐車場内に設営されたテントでは、干し餅や切餅、お焼き、大福餅といった各種の手づくりの餅から白菜漬けや高菜漬けなどの漬物類ほか、海産物の加工品、肉の煮込みなど地元の特産品がズラリと並べられ、大勢の人たちでにぎわいを見せています。
また、会場では鷹巣阿仁青年会議所による餅つきが行われ、おしるこが無料で振舞われているほか、大太鼓の館では綴子大太鼓保存会による大太鼓の実演が行われ訪れる人を楽しませています。
日程等
大太鼓実演時間(13日・14日とも)
10:00|11:15|12:40|13:40|14:40|15:40 (演奏時間は約15分)
(2008.2.13)