2010年02月17日
コンテンツ番号7681
鈴木芙由子選手は54位
バンクーバーオリンピック女子バイアスロン競技の日本代表、本市鎌沢出身の鈴木芙由子選手(自衛隊冬戦教=米内沢高出)が2月16日(日本時間:17日)、カナダ・ウィスラーオリンピックパークで行われたバイアスロン女子10パシュート競技に出場し、54位となりました。
バンクーバーオリンピック5日目に行われた、女子10パシュート競技には、2日目に行われた女子7.5kmスプリント競技の上位60人に出場資格が与えられ、鈴木選手は女子7.5kmスプリント競技44位となり出場しました。
女子10パシュート競技は、スプリント競技1位の選手からスタートし、2位以下の選手は1位の選手とのタイム差でスタートしていきます。滑走は2コースを5周し、1周ごとにライフル射撃があり、伏射と立射を交互に計4回(射撃5発×4回)行い、それぞれの射撃で外した回数分150mのペナルティーコースを周回後、本コースを滑走し、一番先にゴールした選手が優勝です。また、的の大きさ(命中圏)は各競技共通で、伏射では直径4.5、立射では11.5の大きさの的を50m離れた距離からそれぞれ狙います。
鈴木選手は、スプリント競技で金メダルを獲得したスロバキアのアナスタシア・クズミナ選手と2分2秒4の差でスタート。ライフル射撃では、伏射と立射合わせて計20発撃った中で、最後の立射で1発を外したのみで、多くの選手が3発4発と外す中、得意とするライフル射撃の腕前を見せました。結果は、60人中54位、36分41秒9の記録でゴールしました。金メダルには、ドイツのマグダレナ・ノイナー選手(30分16秒0)が輝きました。
また、合川地区体育協会(佐藤征太郎会長)と鈴木選手の地元鎌沢自治会で組織する、芙由子応援団(団長=加藤悦鎌沢自治会長)が共同で企画し、競技の模様を大型スクリーンで観戦するパブリックビューイングが、2月17日午前4時30分から合川農村環境改善センター行われ、スプリント競技の観戦に続き、地元住民ら約30人が駆けつけ、鈴木選手に熱い声援を送りました。
鈴木選手はこのあと、18日(日本時間19日午前3時)に行われるバイアスロン女子15個人に出場予定です。競技は、滑走の3コースを5周し、1周ごとにライフル射撃があり、伏射と立射を交互に計4回(射撃5発×4回)行い、射撃のペナルティーは1回外すごとに走行タイムに1分加算されます。 鈴木選手の活躍を期待します。
合川地区体育協会と芙由子応援団では、競技の模様を大型スクリーンで観戦するパブリックビューイングを開催の予定です。
(→要項)
日時
2月19日(金) 午前2時50分〜
会場
合川農村環境改善センター
競技
バイアスロン女子15個人
競技日程はこちらでご確認ください。
(2010.2.17)