2010年02月17日
コンテンツ番号7680
今年は「淡麗の部」で優秀賞
マタギの里観光開発株式会社(北林昭男代表取締役社長)が生産・販売しているどぶろく「マタギの夢」が、山形県舟形町で開催された第5回全国どぶろく研究大会(会期:2月13日・14日)でのコンテストで優秀賞を受賞し、2月17日(水)、北林社長らが市役所を訪れ佐藤副市長に結果を報告しました。
同社では、旧阿仁町が濁酒(どぶろく)製造が可能となる「どぶろく特区」として阿仁マタギ特区を申請、平成17年に認定されて以来どぶろくの生産・販売を開始、同社が経営するマタギの里・打当温泉のメニューとして提供しています。
年間生産量は約1,600リットル。打当温泉では、どぶろく入りラーメンなども提供しているほか、どぶろくを使ったまんじゅうやプリン、ゼリー、ケーキなどのお菓子も売店で販売しています。
全国どぶろく大会は、全国の特定酒類の製造者・関係者が一堂に会し、どぶろくの製造の状況や活用方法、地域への波及効果等について意見や情報を交換し、都市と農山村の交流促進、地域活性化などにつなげようと平成17年に始まったイベント。どぶろくコンテストは第2回大会から始まり、同社では昨年行われた第4回大会の濃醇の部で最優秀賞を受賞しています。
コンテストは、さっぱり、あっさり味の「淡麗の部」と、濃厚でまろやかな味を競う「濃醇の部」の2部門。今年の大会には、全国58社から淡麗の部に30品目、濃醇の部には38品目の出品があり、今年は淡麗の部で優秀賞に輝いたものです。
北林社長は、「今年のコンテストはこれまでに比べてレベルが高く、その中での受賞だったので喜びもひとしお。これを機会にさらにどぶろくとマタギの里のPRに努めたい」と話していました。
報告を受けた佐藤副市長は、「2年続けての受賞は意欲的な研究心のたまもの。おいしいお酒を提供しお客さんに喜んでもらうことで、リピーター獲得にもつながる。どぶろく特区というメリットを最大限に生かし、これかもおいしい酒造りに励んでほしい」と受賞を称えていました。
(2008.2.17)