2010年02月18日
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北秋田市に白鵬、豪風がやってくる
このほど、大相撲夏巡業「北秋田場所」が今年8月11日、鷹巣体育館で開催されることが決まり、関係者が2月18日(木)、津谷市長へあいさつのため市役所を訪れました。
昨年来、本市での大相撲巡業を企画していたバンドー介護サービスグループ代表取締役社長の坂本圀義さん(75)=三木田=が勧進元(主催者)となり、日本相撲協会の尾車親方(元大関琴風)と18日付けで契約を交わしたもので、北秋田市での巡業は昭和60年以来25年ぶりとなります。
坂本さんは、豪風関(尾車部屋)が昨年4月、バンドーグループが経営する福祉施設を豪風関が慰問したのをきっかけに親交を深め、豪風関が地元北秋田市での巡業開催を夢見ていることを知り、豪風に故郷で錦を飾らせてあげたいとの思いから、勧進元として協力することになったものです。
この日、坂本社長らは契約を交わし会場となる鷹巣体育館を視察した後市役所を訪問。坂本社長は、巡業開催が正式に決定したことを報告し、「相撲巡業で市に活気が出てくれればうれしい。巡業一行は総勢で270人。うち力士は150人。横綱白鵬以下、幕内力士の対戦を間近で見られるほか、めったに見られない白鵬の綱締めや豪風の髷結い実演も予定している。市内の子どもたちによるわんぱく相撲も喜ばれると思う。ぜひ当日は大勢の市民に来てほしい」とPR。また、会場の借用など受け入れ態勢について市に協力を求めました。
豪風関の師でもある尾車親方は、「間近で取り組みを見ることで大相撲の迫力を感じていただけると思う。、豪風がふるさとの人たちの前で相撲を取れるのは力士冥利。当日も力を出し切って会場を沸かせてほしい」と述べていました。
津谷市長は、少年時代、現在のNTTビルの場所にあった旧記念グラウンドで行われた巡業を見たことを思い出しながら、「北秋田は昔から相撲が盛んな土地柄。市民にととても喜ばれると思う。市でできることはできるだけ協力したい」と期待を寄せました。
入場券は4月から販売の予定。前日の8月10日には秋田市でも夏巡業が行われる予定です。※参考→巡業(日本相撲協会)
(2010.12.18)