2010年02月21日
コンテンツ番号7676
雪に親しみ楽しく歩くスキー
第30回県民歩くスキーのつどいが2月21日、県立北欧の杜公園で開催され、市内外から訪れた幼児から70代まで約350人の参加者が、北欧の杜公園の広大な雪原を歩くスキーで楽しみました。
大会は、市及び市教育委員会の主催。昭和55年に第1回目が大野台ハイランドで開かれて以来、回を重ね今年節目の30回目を迎えました。野山を歩いたり、走ったりする「歩くスキー」は、自然とふれあいながら雪景色を丸ごと楽しめるのが魅力。親と子のレクレーション、冬季の体力づくりのための軽スポーツとして年々人気が高まっています。
また、今年はバンクーバーオリンピックに北秋田市出身の4選手(ノルデック複合小林範仁選手、高橋大斗選手、湊祐介選手、バイアスロン鈴木芙由子選手)が出場し、いずれもこの地域で盛んなスキー種目での出場に、子どもたちに大きな夢を与えてくれました。
開会式では、杉渕敬輝教育次長が、オリンピック出場選手の話題に触れながら「今日は北欧の杜公園の雄大な自然の中で、オリンピック選手と一緒に走っている気持ちで、歩くスキーを満喫してほしい。そして、この大会が夢の広がる大会になってほしい」などとあいさつ。
今年は、1、3、5、8のコースが準備され、参加者は自分の体力にあった距離を、それぞれのペースで楽しく滑っていました。 また、会場には秋田県のマスコット「森っち」が応援に駆けつけ、スタートとゴールで参加者に手を振って応援していました。
大会では、地元・桃栄(ももさか)集落の皆さんが豚汁のサービスなどでお手伝い。ゴール後、心のこもった豚汁が参加者全員に振る舞われたほか、合川特産の比内地鶏キリタンポセットや特産品などが当たる抽選会も楽しみました。
(2010.2.21)