2010年02月27日
コンテンツ番号7667
感想文54点、感想画60点の入賞者を表彰
平成21年度北秋田市読書感想文・感想画コンクールの表彰式が2月27日(土)、市文化会館で行われ、特選、入選、佳作の各受賞者が表彰を受けました。
コンクールは、読書を通じ、豊かな人間性を育むことを目的として開催されているもので、今年度の読書感想文部門には小学校・中学校・高校・一般から157点の応募があり、特選7点、入選17点、佳作32点が選ばれました。
また感想画部門には幼稚園・保育園及び小学校1・2年生から458点の応募があり、特選6点、入選18点、佳作36点が選ばれました。
表彰式では、はじめに三澤教育長が、「花巻北高校のエースで今年西武ライオンズに入団した菊池雄星投手は、高校時代600冊もの本を読んだという。厳しい練習や勉強時間の合間にそれだけ読んだということは、野球ばかりではなく人間性を高めようと本人が努力した証拠。人や文化を作るのは言葉。『ありがとう』『すみません』など、きれいなことばはその人の人格につながる。読書でたくさんの言葉を学んで。保護者の皆さんもより多く読書に親しむ時間を作ってあげてほしい」などとあいさつ。
この後、幼保、小学校1・2年生を対象とした読書感想画、小学校3年生から高校・一般までを対象とした読書感想文それぞれの部門ごとに入賞者がステージに上がり、三澤教育長から表彰状を受け取りました。
続いて、審査結果の講評が行われ、感想文部門では、亀山恵子審査員長(前森吉中学校校長)が、▽読んだ本に自分の経験を重ね、素直な気持ちを表現している(3年生)▽友だちやスポーツ活動に共感し自分の姿を重ね合わせている(4年生)▽世界に目を向け、古典や歴史にも関心を持つなど視点に広がりがある(5年生)▽人生や、人との関わり方についてよく考えている(6年生)、などと評価、また、「あらすじを書く場合、できるだけ簡略にし自分の気持ちを書く分量を増やしたほうが良い」と、アドバイスを送りました。
また絵画部門では、和田克郎審査員長(元扇田小学校長)が特選を受賞した作品を投影機で上映しながら解説。
このうち、「100かいだての家」を題材に描いた合川東小学校2年の後藤叶さんの作品「ながれ星の中の100かいだての家」には、「星の世界が画面全体に輝き、色彩が新鮮でとても美しい作品。構図もたいへん工夫されている」と、講評していました。
セレモニーの最後には、感想文コンクール小学校の部特選の土田楓子さん(合川北小3年)と神成大夢くん(米内沢小6年)の2人が受賞作品を朗読、読書で得た感動をしっかりした声で来場者に伝えました。
入賞者及び作品は次のとおりです。
入賞者一覧
感想文
小学校3年生特選・入選|佳作
小学校4年生の部特選・入選|佳作
小学校5年生の部特選・入選|佳作
小学校6年生の部特選・入選
中学生の部入賞者
感想画
幼稚園・保育園の部特選・入選|佳作
小学校1年生の部特選・入選|佳作
小学校2年生の部特選・入選|佳作
(2010.2.28)