2010年02月27日
コンテンツ番号7665
14団体、87人の功績を称える
財団法人北秋田市体育協会(松田光朗会長)が主催の平成21年度同協会スポーツ賞表彰式が2月27日(土)、市文化会館で開かれ、この1年間にスポーツで功績のあった14団体87人が栄光賞や奨励賞など各賞を受賞しました。
受賞者及び関係者など約250人が参加した式典では、「若い力」を斉唱したあと表彰が行われ、はじめに世界大会や全国大会で素晴らしい成績を残した方々に「特別栄光賞」が贈られました。
特別栄光賞には、フェンシング競技からは、世界ベテラン選手権大会出場の成田政志さん(北秋田市フェンシング協会)、世界選手権大会出場の成田絢子さん(日本フェンシング協会)、全日本学生選手権大会優勝の福田美香子さん(朝日大学)、アジアジュニア選手権大会出場の松岡慧さん(合川高校)、全国高等学校総合体育大会優勝の齋藤采さん(合川高校)が受賞。スキー距離競技からは、ジュニア世界選手権大会出場の高関美里さん(米内沢高校)、全国中学校スキー大会優勝の佐藤太一さん(阿仁中学校)が受賞しました。この賞では、受賞者が市外在住や現在大会出場のため、多くは代理受賞となりましたが、松岡慧さんと齋藤采さんら本人が出席、登壇した表彰では、会場から一段と大きな拍手を受けていました。
続いて、「栄光賞」の個人及び団体、「奨励賞」の個人及び団体が表彰を受け、各選手、チームの代表が順番にステージ上に上がり、拍手とともに表彰を受けました。
表彰のあと松田会長が、「受賞された皆さんは、日頃の努力と忍耐により素晴らしい成績を収めたことは市の誇りであり、心からお祝いいたします。バンクーバーオリンピックにも、北秋田市から世界の舞台に4人の選手が旅立ち、素晴らしい活躍を見せてくれた。体育協会としても、スポーツを頑張る方々に対して支援ができるよう努めていきたい。これからも世界や全国で活躍する選手が北秋田市から生れるよう期待したい。また、選手の活躍に対して、市をあげて応援できるスポーツの街にしていきたい」などと労いと期待の言葉を述べました。
また来賓として津谷永光市長、近藤健一郎県議会議員、北林丈正県議会議員、吉岡興議長が出席。うち津谷市長は、「全県、全国、世界大会のそれぞれの種目で輝かしい成績を収めた方々に対し、心からお祝いを申し上げます。北秋田市は非常にスポーツが盛んな地域です。4人の五輪選手がバンクーバーで頑張ってくれましたし、現在開催されている冬の国体でも市出身の方々が頑張っている。今日ご参集の方々も、それぞれの種目でつらい練習を乗り越えて、素晴らしい成績を残したことで、市民の皆さんに大きな希望と感動を与えていただきました。市にとっても大きな誇りです。どうか表彰を機に、これまで以上に精進され、皆さんがそれぞれの高い目標を目指して頑張ってほしい」などと選手らを称え、今後に期待を込めました。
最後に、特別栄光賞を受賞した齋藤采さんが受賞者を代表し「本日、このような素晴らしい賞をいただけるのも、ご指導いただいた先生や支えてくれた家族、そして応援してくれた地域の方々の支えあったからと思います。私は、大学に行ってもフェンシングを続けます。この素晴らしい賞を励みに、日々精進を重ねて、オリンピックを目指して頑張っていきたいと思います」と周りへの感謝の気持ちとともに、自らの目標を掲げて謝辞を述べました。
※すべての受賞者の一覧表は下記より
(2010.2.27)