2010年01月04日
コンテンツ番号7658
「市民と一緒に市を作り上げるという気概で」

市幹部職員らに向って年頭の訓示を行う津谷市長(4日、市役所)
市役所の仕事始めとなった1月4日(月)、本庁舎大会議室で津谷市長が幹部職員らを前に年頭の訓示を行い、「市民と一緒になって市を作り上げる気概で取り組んで」と奮起を促しました。
冒頭で津谷市長は、「昨年4月17日の就任以来、『自助、共助、公助』ということを政策の根幹に置いたが、市民と行政が同じ方向を向いて進むことが北秋田市の姿だと思っている」と、あらめて市政の基本方針を強調しました。
その上で、「常に市民の目線で物事を考えてほしい。広大な北秋田市、住む地域によって雪の量に差があるのと同様、伝統や文化、人の置かれている立場が異なる。要望すべてに応えるのは難しいこと。時間がかかるもの、できないものなどさまざまだが、その場しのぎで終わらせないで。先送りすることなくスピード感を持って取り組んでほしい」と、市民への対応を求めました。
加えて、「昨年は、市民病院説明会、移動行政懇話会などでもできるだけわかりやすく説明したつもりだが、これからもあらゆる機会に市の状況を伝えたい。各担当が連絡を密にし、職員間で情報を共有することによって市民にとって速やかでわかりやすい説明が可能になる。そのためにも職員には大きなエネルギーが必要。市民と一緒になって市を作り上げる、という気概で取り組んでほしい」と、素早い行動と積極的な取り組みを呼びかけました。
また、「不況や政権交代など先行き不透明。市も課題が山積しているが、4月には市民病院がオープンし、今月20日にはいよいよ森吉山ダムの湛水試験が始まる。このほか、3月の市議会選挙、秋の種苗交換会、などさまざまな行事が予定され、多くの人々が北秋田市を注目している。厳しい状況下にあるが、職員一人ひとりが誇りを持って健康で明るく過ごすとともに、希望の持てるまちづくりに取り組んでほしい」と、呼びかけました。
(2010.1.4)