2010年01月09日
コンテンツ番号7655
安心・安全への誓い新たに
平成20年度北秋田地区交通指導隊連合会(長岐兼雄会長、隊員58名)と北秋田地区防犯指導隊連合会(畠山東会長、隊員43名)の安全祈願式及び観閲式が、1月9日(土)、上小阿仁村生涯学習センターで行われ、交通事故と犯罪の未然防止への誓いを新たにしました。
北秋田地区交通指導隊連合会は、北秋田市と上小阿仁村の交通指導隊で組織され平成18年3月に発足。交通指導隊の適正な運営とともに、北秋田警察署管内における交通安全運動の推進に取り組んでいます。
北秋田市地区防犯指導隊も同様に、市と村の防犯指導隊で組織され同年3月に発足。犯罪のない明るい社会をめざして管内における地域住民の防犯意識の高揚とともにパトロール等の防犯活動に取り組んでいます。
防犯指導隊の観閲式では、佐藤副市長、小林宏晨上小阿仁村長による観閲のあと、佐藤副市長は「今年は雪が多く、雪上での交通事故も懸念される。また、来週からは学校の新学期も始まる。市民の安心安全を確保し、事故の未然防止するため一層の活動を期待します」とあいさつ。また、小林上小阿仁村長も、日々の活動に感謝するとともに、「無事故に向けて努力を続けていただきたい」と激励しました。
続いて、山田忠則北秋田警察署次長が、「昨年1年間の全国での死亡事故死傷者数は4914人と昭和27年以来57年ぶりに5千人を割り県内でも438人と19年に比べ10人減少した。しかし、管内では64人と3人増加している。このうち46人が高齢者」と管内の自己発生状況を報告。
その上で「究極の目標である無事故をめざし街灯指導や啓もう活動一層取り組んでいただきたい。みなさんが住民、地域の中で、交通安全のリーダーとして活動することに大きく期待している」と、小林信康北秋田警察署長のメッセージを伝えました。
これに対し長岐会長は、「隊員一丸となって気を引き締め、交通安全リーダーとして事故の未然防止に努めたい」と決意表明しました。
一方、防犯指導隊観閲式では、観閲のあと佐藤副市長が「高齢者を対象にしたおれおれ詐欺や振り込め詐欺の被害が未だに減っていない。また子どもが巻き込まれる犯罪も多発している。北秋田地区における安全で安心な生活を守れるよう積極的な活動を期待します」とあいさつ。
畠山会長は、「いつどこで犯罪が起きても不思議ではない社会だが、地域住民が安心して暮らせるよう防犯活動を行いたい」と決意を述べました。
(2010.1.9)