2019年02月09日
コンテンツ番号3016
首都圏の方が冬の北秋田を体験
北秋田市へ移住・定住を検討している方を対象にした「冬の暮らし体験ツアー」が、2月9日(土)から11日(月)に市内各所で行われ、首都圏から参加した30代の男性が雪道運転や雪かきなどを体験し、当市での冬の暮らしを体験しました。
「冬の暮らし体験ツアー」は、秋田への移住で一番気にされる方が多い雪や冬の暮らしの不安を少しでも払拭するため、冬の生活に欠かせない雪かき・雪下ろし体験や雪道での運転体験など、雪に密着した内容。本市での暮らしをイメージしてもらい、移住・定住の動機付けを図ることを目的に実施しました。
今回のツアーには、首都圏から2組4名が参加予定でしたが、悪天候により飛行機が欠航となったため、1組3人が急遽キャンセルとなり、30代男性1人の参加となりました。
初日の9日に行われたオリエンテーションでは、市移住・定住支援室職員らがツアー日程の説明を行いました。参加者は「田舎に憧れがあり、自然やものづくりが好き。また、狩猟免許を持っているため、マタギ文化のある北秋田市を実際に見て、移住を検討しつつ、暮らしを体験できたらと思う」などと自己紹介しました。
続いて、県北自動車学校に移動し、雪道運転体験を実施。はじめに講師より「運転前にガラスの雪をしっかり落とす」「凍ったガラスを熱湯で溶かすと割れる」「晴れたの日の日陰はアイスバーンとなりやすいので注意」などと冬の運転で注意すべきことについて講義が行われました。教習コースで行われた雪道運転体験では、急ブレーキや障害物を避けて走行など、雪道での運転感覚を体験しました。
この後、ホテルフッシュに移動し、移住・定住支援室職員や地域おこし協力隊らと夕食を食べながら北秋田での生活について語り合い、交流を深めました。
翌10日は、阿仁合公民館でだまこ鍋の郷土料理作り体験をした後、移住定住ネットワークセンターで雪かき体験を行いました。スコップやスノーダンプ、除雪機を使い、雪の重みを感じながら汗を流しました。夜は阿仁スキー場で行われた夜の樹氷観賞に参加。多少吹雪く天候ではあったものの、キャビン付圧雪車で山を登り闇夜に浮かび上がる幻想的な光景を堪能しました。
最終日の11日は、阿仁スキー場でスキー体験と樹氷観賞で雪山を楽しんだ後、最後はクウィンス森吉で入浴し疲れを癒やしました。3日間を通して、参加者は冬の北秋田を大いに体感することができたツアーとなりました。