2011年12月07日
コンテンツ番号7619
今シーズン中の安全を祈願
(2011.12.7)
森吉山阿仁スキー場の安全祈願祭が12月7日(水)、同スキー場で行われ、10日からのオープンを前に今シーズン中の無事故と利用客増を祈願しました。
同スキー場は、今年度から市営スキー場としてスタートし、特定非営利法人森吉山(片岡信幸理事長)が指定管理を受けて、夏期(6月〜10月)と冬期(12月〜3月)のゴンドラ運行を行っています。
この日行われた安全祈願祭には、スキー場関係者、宿泊施設関係者、市関係者など約40人が出席し、山麓駅舎で期間中の安全と冬季の観光振興の拠点となる同スキー場に多くの利用客が訪れるようにと祈願しました。
引き続き、ゴンドラの試運転が行われ、参加者が試乗。積雪は、山頂駅舎付近で30センチ、山麓駅舎付近で15センチ程度で、圧雪して営業ができる70〜80センチにはまだ少ないものの10日から始まる営業に期待を寄せていました。
この後、片岡理事長が「天気に左右されますが、安全が第一。我々スタッフ一同、安全には万全を期してお客さんをお迎えすることで頑張っていきたい。今年は雪の状況をみながら4月下旬、5月の連休にかけ春山スキーを計画しています。声かけして、1人でも多くの方々に来場していただきたい」などとあいさつ。
来賓として戸嶋哲行・阿仁総合窓口センター長が「スキー場の存続が懸念されましたが、山を愛する、スキーを愛する、地域を愛する仲間のみなさんがNPO法人を立ち上げていただいたことに敬意を表します。スキー人口が減ってはいますが、安全と楽しさを売りに関係者の協力のもと集客に努めていただければと思います。楽しいスキー場を目指した頑張っていただければ」などとあいさつしました。また、伊藤公夫・北秋田市商工会長・森吉山ゴンドラ通年運行協議会長が「次年度やれるか、次のシーズンやれるかが誘客に対して大きなアピールになる。継続的にやれる状況になり良かったと思います。お客さんにいかにおもてなしができるか考えながら商工会としても総合的に協力していきたい」などと激励しました。
阿仁スキー場ならではの豊富な積雪量と良質なパウダースノー、山頂部から望む大パノラマなどが満喫できる今シーズンの営業は12月10日(土)から翌年3月25日(日)までとなっています。
また、山ろく駅舎から3.5キロメートルのコンドラで結ばれた山頂駅舎付近には、巨大なアイスモンスターのような樹氷群が立ち並び、神秘的な世界を演出しています。ゴンドラを降りてすぐ鑑賞できる〜阿仁の樹氷鑑賞〜は1月7日(土)〜3月11日(日)まで。樹氷が出来る仕組みなどを説明する「樹氷教室」を樹氷総合案内所において毎日2回(11時〜・14時〜)開催します。
今年は、積雪の状況にもよりますが、20年ぶりに4月下旬から5月の連休にかけ春山スキーも計画されていますので是非ご利用下さい。
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