2019年02月16日
コンテンツ番号3014
温かい光が幻想的な街並みを演出
「スノーキャンドルストリート in あに」が、2月16日(土)に阿仁合駅前周辺などを会場に開かれ、大勢の人がろうそくの灯りが醸し出す幻想的な雪景色を楽しみました。
このイベントは、スノーキャンドルストリート実行委員会(福森卓実行委員長)と阿仁合駅周辺活性化実行委員会(石田一男会長)が主催し、今年で14回目を迎えます。
この日は、日中から阿仁合保育園や阿仁合小学校、阿仁・森吉・合川中学校、秋田内陸縦貫鉄道が市役所阿仁庁舎前など5か所で「スノーマウンテン」を制作したほか、地元の自治会員らが銀山地区の約1キロの道路沿いでミニかまくらや色を塗ったペットボトルを入れるホルダー作りなどを行いました。
午後6時頃から駅周辺の通りにろうそくに火が灯されると、温かい光が広がり地区一帯が幻想的な雰囲気に包まれました。阿仁合駅前や消防署阿仁分署の駐車場には、たくさんのろうそくで灯した「スノーマウンテン」が登場し、訪れた人が写真撮影する姿が広がりました。また、阿仁合駅駅舎内では、阿仁吉田地区に伝わる「阿仁風張太鼓」を披露し、勇壮な音色を轟かせました。
また、阿仁異人館は、鮮やかなイルミネーションで飾られました。テラスでは、北秋田市在住シンガーソングライターの本城奈々さんのミニライブが開かれ、来場者はきれいな歌声に聞き入っていました。異人館前には阿仁公民館の切り絵教室の作品がキャンドルと融合した「阿仁夢あかり」が灯され、周辺を幻想的に彩りました。このほかにも、法華寺の水神様を祀った雪の神社「スノキャン神社」、専念寺のイルミネーション、雪だるまの形をした個性的なキャンドルが設置されました。
この日は冬花火も打ち上げられ、雪の舞う冬の夜空に大輪の花を咲かせ、音と光の競演で訪れた人を魅了しました。