2011年12月09日
コンテンツ番号7616
手づくりのしめ縄で新年の準備
(2011.12.9)
森吉公民館公開講座「しめ縄づくり教室」が12月9日(金)、森吉コミュニティーセンターで開かれ、参加者15人がしめ縄づくりに挑戦しました。
この講座は、魔よけとされ神棚や玄関に飾るしめ縄を、年末のすす払い時の交換に合わせ、地域のしめ縄づくり名人を講師に招き自分の手で作る教室で、毎年この時期に行われており今回で5回目。講師は桜田勝夫さん(81歳)=本城=が務めました。
はじめに、森吉公民館の渡辺美喜夫館長が「今日はお正月の準備ということで、しめ縄を作ります。講師の桜田さんからしっかり作り方を聞き、立派なしめ縄ができるようがんばってください」などとあいさつ。
つづいて、講師の桜田さんが「しめ縄は、新しい年を迎えるのに対し悪魔よけということで玄関や神棚に張ります。しめ縄づくりは少し時間がかかりますが、良い年を迎えられるようにがんばって作ってください」などとあいさつし、しめ縄づくりに入りました。
今回のしめ縄は、稲わらのほかに三角(みかど)とよばれる緑色の草を入れてしめ縄を作り、しめ縄に挟む紙垂(しで)は白のほかに金色や赤色、緑色のもの4枚を使い、紙垂の間には稲わらで作ったぼんぼりを3つ一緒に挟み込んだものを作りました。
材料は主に稲わらと紙ということで、簡単にできそうなしめ縄ですが、わらをなう作業や紙垂やぼんぼりを挟み込む位置の調整などが難しく、参加者は苦戦しながらも講師の桜田さんの指導のもと手づくりのしめ縄を完成させていました。