2011年12月09日
コンテンツ番号7614
年末年始の事件事故防止を
(2011.12.9)
年末年始特別警戒活動に伴う出動式が12月9日(金)、北秋田警察署前で行われ、地域の安心安全を守る防犯活動が始まりました。
特別警戒活動は、年末年始は事件事故の発生が心配されることから、警察と防犯ボランティア団体とが連携し、毎年、この時期の犯罪及び事故防止を目的として実施されています。
この日の出動式に参加したのは、北秋田警察署の署員、市防犯協会、北秋田地区防犯指導隊連合会、鷹巣地区及び森吉地区の少年保護育成委員会、市民のボランティア団体など19団体が参加しました。
始めに進藤勘一郎・北秋田警察署長が「最近も全国的には凶悪な殺人や高校生による通り魔事件、オレオレ詐欺被害の報道が絶えず流れています。また、市内でも少年グループによる強盗や放火事件などがあり、安全安心という感じを持てる状況ではない。経済情勢を見ても雇用問題等も非常に厳しく、強盗をはじめ犯罪の増加や、これからの忘年会、新年会シーズンでは悪質な飲酒運転も懸念されます。明るい地域にするためにも警察と防犯団体の皆さんと一緒に力を合わせ、地域の安心安全に向け活動をしていただきたい」などとあいさつしました。
この後、市長の激励のメッセージが紹介され「近年、県内においても犯罪件数は減少しておりますが、残念ながら完全に犯罪がなくなることはなく、また、手口も次から次へと変化してきている。人の目があると事件は起こりにくいものです。関係団体の皆様で隣近所や地域の子どもたちを見守り、みんなの目を光らせて事件事故を未然に防いでほしい。地域住民が安心して明るい新年を迎えられるよう各種活動に精励して下さるようお願いします」などとメッセージが読み上げられました。
続いて、参加者を代表して市防犯協会の加賀谷誠副会長が、年末年始特別警戒の宣言した後、北秋田署のパトカーと青色回転灯をつけた車両が管内のパトロールや子どもの見守り活動などに向かいました。この警戒活動は12月10日から翌年1月3日まで実施されます。