2011年12月18日
コンテンツ番号7610
呼吸を合わせ美しいハーモニーを奏でる
(2011.12.18)
秋田県吹奏楽連盟などが主催する全日本アンサンブルコンテスト第34回秋田県大会県北地区予選北秋田大会が12月18日(日)、北秋田市文化会館で開かれ、中学校・高校の吹奏楽部員らが小編成のアンサンブル(重奏)で、日ごろの練習の成果を競い合いました。
全日本アンサンブルコンテストは、毎年3月に開催されるアマチュア奏者を対象としたアンサンブルの音楽コンテスト。秋田県では各地区の予選、秋田県予選と行われ、それらの予選を通過すると東北支部予選、さらに支部代表権を獲得すると全国大会へと出場することができます。
この日、行われた北秋田大会では、中学校の部に北秋田市・郡の中学校6校から10団体、高校の部では県北地区の14校から23団体、また一般の部に3団体が出場しました。
コンテストは吹奏楽団の構成員が対象で、▽参加できるのは木管楽器・金管楽器・打楽器・コントラバスのみ▽独立した指揮者を立ててはならない▽演奏時間は5分以内▽一編成あたりの人数は3〜8人、といった規定があります。
大会は、中学校、高校18団体による採点なしの「フェスティバル部門」で開会、管楽器や打楽器、混成など多彩な編成で披露し、参加者や家族、一般の聴衆で埋まったホールを吹奏楽の魅力で包み込みました。
コンテスト部門では会場中央にプロのクラリネット奏者、トロンボーン奏者など5人の審査員が着席。各演奏者は、緊張ムードに包まれながらも互いの呼吸を合わせながら美しいハーモニーを奏で、会場から大きな拍手が送られていました。
県予選は来年1月21日、22日の両日、秋田市の県民会館で開催予定で、北秋田大会の参加団体からは鷹巣中学校(2チーム)や合川中学校(1チーム)など、金賞を獲得した中学校の部3団体、高校の部7団体、一般の部1団体が出場します。