2011年11月08日
コンテンツ番号9527
韓国合同セールスミッションで市をPR
(2011.11.8)
津谷市長の定例記者会見が11月8日(火)、市役所で開かれ、韓国合同セールスミッション参加での市のPRなどを説明しました。
記者会見の内容は次のとおりです。
韓国合同セールスミッション参加について
この度、秋田県が主催する「韓国合同セールスミッション」(今月10日〜12日)に知事はじめ他の首長と一緒に参加し韓国を訪問します。このセールスミッションは、秋田・ソウル国際定期便が就航10周年を迎えることから、行政、民間団体等で構成する訪問団を韓国に派遣し、関係機関の訪問や交流会の開催により航空会社、観光関係者等に対し秋田県をPRし、韓国からの誘客拡大を図るというものです。 ミッションの概要としては、3班に分かれて、秋田ソウル国際定期便の継続運行と増便の要請や、スポーツ、文化交流事業の拡大、そしてスキーを核とした交流事業の拡大など秋田県の売り込みのため、大韓航空本社訪問をはじめ、大韓スキー協会、大韓スキー指導者連盟などのスキー関連団体への訪問、それから韓国観光公社の訪問などが予定されており、その方々への観光交流レセプションも予定されいます。 レセプションでは、秋田県の観光プレゼンテーションのほか、地元PRブースや特産品プレゼント抽選が行われます。私もスピーチの時間をいただいていますので、しっかりと北秋田市をPRしてきたいと考えています。 韓国ではまだアイリス及びその中で登場した秋田内陸線の印象は残っていると思いますので、秋田県に来られる観光客の皆様が北秋田市にも寄っていただけるよう、それぞれの訪問先で北秋田市を売り込んでまいりたい。 ご案内のとおり、前月28日には中国の広州と香港の大手旅行会社4社が当市を訪れ、森吉山阿仁スキー場のゴンドラや内陸線に乗っていただいており、その反応も良かったと聞いており、少しずつこれまで売り込んできた成果が出てきているものと感じています。今後も、中国、韓国、台湾など海外からの誘客拡大も含め、積極的にPRに努めてまいりますが、最終的には当市を訪れた観光客の皆様に、泊って、食べて、特産品や様々なものもありお金を使っていただかなければなりません。そのためにも、市全体の接客レベルの向上と併せ、各商店の皆様にも取り組んでもらえるよう商工会等関係団体と連携を深めていく必要があると考えています。
第8回日立建機フェスティバルの参加について
先般、私がトップセールスで訪問させていただいた繋がりで、毎年、日立建機株式会社土浦工場において開催されている日立建機フェスティバルのご案内をいただき、当市からも参加させていただきました。このフェスティバルは、会社の製品の展示や工場見学など様々な催しに、社員やその家族、そして一般の方々など約5千人を超える方々が訪れるイベントで、今年は11月6日に開催されました。今回は虻川副市長に参加していただき、きりたんぽ鍋をはじめとした物産の販売のほか、パンフレットなどを配布しながら北秋田市をPRしていただきました。 社員の中には県出身者の方々も多数おり、懐かしそうにきりたんぽ鍋や味噌つけたんぽを食べていただくなど、大変盛況であったと報告を受けております。この日立建機は、当市の新東北メタル株式会社の最大株主であり、これまでも新東北メタル株式会社には工場の増設により、多くの新規雇用をいただいております。 これからも、こういった機会を大事にしながら、トップセールスにより雇用の拡大のみならず観光も含めて北秋田市を積極的に売り込んでいきたい。
日沿道を活かした秋田県北部地域づくりフォーラムの開催について
明日、午後3時30分から北秋田市文化会館において、「日沿道を活かした秋田県北部地域づくりフォーラム」が開催されます。 この日本海沿岸東北自動車道(二ツ井白神・あきた北空港間)については、8月の計画段階評価に係る東北地方小委員会において既存道を活用する方針が決定されて以降、北秋田市議会からの意見書提出をはじめ、10月12日には秋田市でのフォーラムの開催や先月20日、21日の民主党や国土交通省への要望活動など、早期開通に向けた機運が高まりを見せているところであります。 明日は、ぜひ地元県北部からも更なる機運の高まりを見せ、早期開通につなげていきたいと思っていますので、たくさんの皆様にご参加いただきたい。
その他・ミセス通販カタログについて
先月の定例記者会見において、婦人雑誌「ミセス」の購読会員向けに送付される通販カタログに、あきた北央農協で取り組んでいる「きりたんぽセット」などが紹介されるという報告をさせていただきましたが、その通販カタログが出来上がりました。 結構なページで紹介されており、今後の売上アップに大いに期待したいと思っています。
質疑応答
TPP交渉参加についての市長の考えは。
2分されている状況、秋田県は農業をはじめ地域産業に与える影響は大きい。もっと情報が欲しいし、前のめりに進むのでなく、もう少し慎重にやってほしい。
時期尚早ということか。
もう少し議論の場があっていいのでは。国民がフラットな立場で見れるような、情報の提供があってもいいのでは。
人事院勧告の見送りについて、北秋田市は職員給与の引き下げについてはどのようにしていきますか。
県の動向を見ながら検討し、早急に方向性を出したい。
秋田内陸線のこれから決まる新社長へ期待することは。
沿線人口も少なくなってきており、目的がないと乗ってくれない。沿線に住んでいる人だけでペイするのはなかなか難しいので、営業活動をしていただきたいし、社内の意識、改革にも取り組んでいただきたい。
今回のミッションは秋田ソウル便の10周年がメインだと思うが大館能代空港の利活用の交渉は。
大韓航空本社などにうかがった時に北秋田にも大館能代空港があることを売り込みたい。定期便は秋田空港から飛んでいるがチャーターではこちらから。ただ売り込むものがなければならないので、森吉山スキー場などを。ここにも大館能代空港があることをもっとPRしてきたい。
被災地のがれきの受入についての考え方は。
当初の問い合わせでは、被災地のことを思えば協力しなければならないという思いはあり、焼却灰の埋立はできると回答したが、8月の雨の関係で処分施設が故障で物理的に受入が困難になった。仮に受入ができる状況になっても、基準値がどうなるか、計測する機械がまだない、どのような取り組みをするべきかが示されていないなど住民に理解していただくためにも今の段階では現状では無理という答え方をさせていただいている。