2011年11月19日
コンテンツ番号9538
地域の伝統芸能を披露
(2011.11.19)
第13回子どもたちの伝承芸能合同発表会が11月19日(土)、合川農村環境改善センターで開催され、詰めかけた約200人の前で市内4団体の子どもたちが地域に伝わる伝承芸能を披露しました。
この発表会は青少年育成北秋田市民会議(千葉文吉会長)の主催で、伝承芸能に取り組んでいる子どもたちを激励し、郷土に対する誇りを持たせるとともに、子どもたちの健全な成長を願いうことなどを目的として平成11年度から毎年開催され今回が13回目。これまでは鷹巣支部で開催してきましたが今回初めて合川地区の開催となりました。
また、同会議では、ボランティア活動の一環として市内の福祉施設利用者を招待し、交流と慰労の場にしようと、この日も9カ所の福祉施設の利用者約160人を招待しました。
開会式で子どもたちの伝統芸能合同発表会の畠山英夫実行委員長が「伝統芸能は各村、まちに昔から伝えられてきた踊りなど、住んでいるみなさんが助け合って仲良く生きていこうというのが根本にあると思います。今日はみなさん存分にその踊りを踊っていただき、ご覧のみなさんもじっくりと見ていただきたい」と開会の言葉を述べました。
続いて、主催者を代表して千葉会長が「皆さんがこれから発表される伝承芸能はそれぞれに地域によって歴史は違いますが、お祖父さんやお父さん、お兄さんが現在まで伝え、それをみなさんが受け継いでいます。受け継いだ芸能をこれから皆さんの子どもや孫まで引き継いでいく役目をもっています。1回覚えた芸は忘れないので大事にしてこの地域に伝わるようがんばっていただきたい」などと主催者を代表してあいさつしました。
この日は、鷹巣南小学校の皆さんによる「竜森駒踊り」と「七日市奴踊り」、米内沢小学校の皆さんによる「駒踊り」、阿仁中学校の皆さんによる「荒瀬獅子踊り」、合川西小学校の皆さんによる「駒踊り」の5芸能が発表されました。
子どもたちが勇壮な駒踊りやぼう術、軽やかな奴捕りを会場いっぱいになった観客の前で次々と披露すると「上手、上手」と声がかけられ、大きな拍手が送られていました。