2011年11月24日
コンテンツ番号9543
アンケートをもとに活性化に向けた意見交換
(2011.11.24)
第3回中心市街地活性化検討委員会(松橋雅子委員長)が11月24日(木)、市中央公民館で開かれ、委員のみなさんが市民と商店主、高校生を対象にしたアンケートの結果をもとに中心市街地活性化に向け意見を交わしました。
委員会は、中心市街地に賑わいを呼び戻すため、商店会がやれること、市がやれること、市民と一緒になってやっていくべきことを協議し、中心市街地の将来像を描き、その実現に向けて取り組むべきことを明らかにする、中心市街地活性化ビジョンの素案を作成することを目的に設置され、今回が3回目の委員会となりました。
はじめに松橋委員長が「今回のアンケートの結果をもとに改めて現状課題を確認し、これからの北秋田市の中心市街地活性化に向けてどのような方向性を目指していくのか議論していければと思います。この会議の内容が庁舎内の会議に報告され検討されるということなので、私たちの意見をしっかり盛り込んで住民の目線に立った施策に結びつけていただくことを願い委員会を進めていきたい」などとあいさつしました。
続いて、一般市民1700人、商店街の商店主92人、秋田北鷹高校1.2年生530人を対象に、中心市街地の範囲に対する意見、買い物動向、中心市街地の現状に対する意見、今後の活性化のための意見などを調査したアンケート結果が報告されました。
アンケートでは、現在の中心市街地の魅力については色々な店がある、庶民的、商店の質がよい、アーケードがあり天候を気にせず買い物等ができるなどが挙げられ、問題点としては、駐車場が少ない、若者が楽しめるところが少ない、休息できるところがない等が挙げられていました。また、活性化に向けて必要な整備では、駐車場整備、店舗前の路上駐車場整備、病院跡地の利活用等、車社会に対応した整備や後地を活用した整備が望まれていました。
委員会では、中心市街地区域について、郊外の大型店周辺へ伸びていく可能性はあるが現在の駅前通り、銀座通りを中心とすることで意見をまとめ、中心市街地活性化に向けて「歩いて暮らせるまち」、「商業の中心となるまち」をキーワードにそれぞれ意見を交わしました。