2011年11月27日
コンテンツ番号9546
多彩な演目を楽しむ
(2011.11.27)
第32回婦人芸能祭が11月27日(日)、市文化会館で開催され、市民ら約600人が踊りや歌、寸劇やコーラスなどの多彩な演目を楽しみました。
同祭は、北秋田市鷹巣婦人団体連絡協議会(中嶋喜代会長)の主催。昭和55年に七座、綴子など各地区婦人会、JA女性部、消費者の会など鷹巣地区の女性グループで発足した組織で、現在は20団体で構成されています。芸能祭は、同会の3大事業の一つで、今回が32回目の開催となりました。
開会式では、恒例となった各参加団体の代表による留袖姿でのあいさつ。16団体の代表が中嶋会長を中央にステージに勢ぞろいし、華やかに開幕。中嶋会長が「歩み続けて32年。20団体が一つの輪になってお互いの団体の絆を深め、地域の歴史と伝統を受け継ぎ、創立当時の熱い思いを興しながら21世紀に向けて女性の生き方を改めて問い直そうとしています。私たち婦人団体は時代の変化に合わせ明るい社会を作りたいと考えています」などと主催者を代表して口上を述べました。
続いて、同会から鷹巣婦人団体連絡協議会ふるさと子ども太鼓に入会し、地域イベントに積極的に参加協力した子どもたちに表彰状が贈られました。また、ふるさと踊りと餅っこまつり実行委員会へ寄付金と北秋田市に震災義援金が手渡されました。
このあと、津谷市長、北林丈正・県議会議員、近藤健一郎・県議会議員が祝辞を述べました。このうち津谷市長は大震災で被害にあわれた方へのお見舞いや義援金など市民の支援に感謝しながら「日頃、地域をしっかり支えていただき、地域の方々のために一生懸命女性の力を発揮していただき、いろんな事業をやっていただいていることに感謝します。今日一日という限られた中で、普段の練習の成果を存分に発揮し、地域の方々に元気をつけていただけるようなすばらいしい芸能祭にしていただければ」などと祝辞を述べました。
鷹巣婦人会、婦人学級連絡協議会など各会有志のみなさんによる「東京音頭」でオープニング。ステージから観客席まで出演者が賑やかに踊りを披露し、満場の会場から大きな拍手が送られました。
このあとも、各婦人団体の会員らが、踊りや民謡、寸劇やコーラスなど様々な演目で会場を沸かせました。