2011年11月28日
コンテンツ番号9548
農林水産省経営局長賞を受賞
(2011.11.28)
全国優良経営体表彰で農林水産省経営局長賞を受賞した農事組合法人坊沢営農組合(長崎克彦代表理事)が11月28日(月)、市役所を訪れ、津谷市長に受賞と六次産業化法に基づく総合化事業計画が認定されたことを報告しました。
全国優良経営体表彰は、農林水産省及び全国担い手育成総合支援協議会が、意欲ある多様な農業者による創意工夫を活かした経営発展に資することを目的に、農業経営の改善に積極的に取り組み、地域農業の振興や活性化に寄与している意欲ある農業者の優良事例を表彰しているものです。
坊沢営農組合は、平成19年1月に法人化し、6集落68戸で稲作を中心に、大豆の作付けとハウス野菜、そして共同防除などによる多角的経営を目指しています。特に、地元鷹巣産の大豆は原料とした、「とうふ作り」にも挑戦し、地元量販店での販売や学校給食への提供など食育にも取り組んでおり、こうした取り組みが認められ、11月15日(火)に長野県松本市で行われた「第14回全国農業担い手サミットin長野」の席上で集落営農部門の農林水産省経営局長賞を受賞しました。
また、現在製造している豆腐の副産物の「おから」を利用した商品(おからドーナツなど)の開発、並びに高齢者向け宅配弁当販売事業に取り組む事業が、地域資源を活用した農林漁業者等による新事業の創出等及び地域の農林水産業物の利用の促進に関する法律(六次産業化法)に基づく総合化事業計画が認定され、10月31日付けで認定書が交付されました。
この日、報告に市役所を訪れたのは長崎代表理事と石井文雄・副代表理事。 長崎代表理事が「これから加工とか多いにやって下さいとの認定を受けました。なにかと国の方の政策を先取りすれば、それなりにソフト、ハード面にわたって助成もあるようです。これを契機にまた頑張っていきたい」などと報告しました。
報告を受けて津谷市長は「六次産業として生産から加工、販売と率先してがんばっていただいている。一つのモデルとなってみなさんが見習っていただければ。坊沢営農組合だけでなく北秋田市内に経営体、農家の方々に刺激を与えると思うので、これからも地域のリーダーとして、頑張ってほしい」などと同組合の取り組みと受賞を讃えました。