2011年09月06日
コンテンツ番号9495
平成23年度一般会計補正予算、22年度各会計決算などが上程
(2011.9.6)
平成23年北秋田市議会9月定例会が9月6日(火)に招集され、平成23年度各会計補正予算案、条例案、平成22年度各会計決算の認定など43件の議案等が上程され審議が始まりました。
本会議では会期を9月16日までの11日間と決め、第1日目は上程議案の提案説明、大綱質疑、決算特別委員会の委員の選任が行われました。
提出議案に対する大綱質疑の概要は次のとおりです。上程された議案は各常任委員会に付託され、9月12日から審議に入ります。
議案第89号関係
質問
少子化に伴う廃止ということだが実態はどうなっているのか。
答弁
現在児童館は7館あり、根子児童館は1日平均1.2人となっている。
質問
廃止した後の児童館の利用形態は。どのように活用するのか。
答弁
根子児童館の廃止後は地元自治会で自治会館として利用したいということで、修繕後に協議の上利用していただくよう進めていきたい。
質問
廃止にあたり、基準が必要なのでは。
答弁
人数だけなく、地域の事情もあるので今現在明確な基準はもっていない。
議案第91号関係
質問
3款、9款、10款に計上されている発電機について、1台当たりの値段が違うのか。小中学校、体育館や集会所へ配備する発電機はどうなっているのか。
答弁
県の補助金の対応があるので補助金の範囲内で考えている。9款の避難所用については、発電機、投光器等も含んでいる。地域的に勘案しながらある程度集中的に管理しながら対応したい。
質問
放射線測定器の個数と測定場所、公表はするのか。放射線の種類は。
答弁
1台の購入費で、測定場所は旧4町の庁舎の4箇所を想定しており公表はする。ガンマ線用である。
質問
障害者システム構築委託について、機械そのものか、判定ソフトも含むのか。
答弁
合併時からのものを更新するもので、台帳システムを管理することと新たに自立支援介護給付等のシステムを導入し給付関係をスムーズに行うもの。
質問
日独スポーツ少年団同時交流補助金の減は。事業中止はなぜか。
答弁
東日本大震災による福島原発事故によって今年度見合わせてほしいとの要望があり、来年再開したい。
質問
学校機器施設整備基金について、学校林のことと思うがそこの学校だけで使えるものなのか。
答弁
合川では小学校の統合の関係があるのでその関係に使うことになる。
質問
陶芸ハウステニスコート管理費の工事内容とテニスコートの利用状況は。
答弁
陶芸ハウスの改築工事で火災の関係で設計等内容を調査して行うもの。テニスコートは現在利用されていない。
議案第95号関係
質問
再生計画の中での補助金は米内沢診療所についてあと執行しないのか。
答弁
今後の米内沢病院の解体等については県と協議しながら進めたい。
議案第96号関係
質問
立木分収交付金に交付率はいくらか。
答弁
クリが80%、天然性林が100%の計算をしている。
議案第98号関係
質問
規模が大きい災害が続いているが、現在の小学校の跡地についてその後検討されたかどうか。
答弁
森吉地区その他いろんな方と協議し、ここでよいということで決めた。
議案第99号関係
質問
住民情報系システムの具体的な中身は。
答弁
住民基本台帳の関係やそれに基づく税情報などの住民の情報に関わる、地方公共団体の情報を管理するシステム。
質問
随意契約に至った経緯は
答弁
電算システム導入にあたり、それぞれのメーカーから提案をしていただき、システムの導入に合わせそれにあった機械の導入をしないといけないということで一体的導入を図った。
認定第1号〜24号関係
質問
2款1項1目13節の弁護士委託料に端数がつくのは。(監査委員に)
答弁
所定のルールがありそれに基づく計算であると説明を受けている。
質問
病院事業会計について、21年度から22年度にかけて改善の兆しがないということで同じような指摘を受けているが市長はどういう受け止め方しているのか(市長に)
答弁
監査委員の指摘があったように医師確保を含め、病院の経営の在り方についていろんな角度からやっていきたい。
質問
指定管理費用について分析検証を求められているが、行ったかどうか。(市長に)
答弁
できるだけ指定管理料の中でやっていけるよう対応して行きたい。これからも報告を受けながら指定管理制度に則った形で意見とか指導をしていきたい。
質問
22年度の決算全体を見たとき、当市は改善されつつある方向に向かっていると判断すればいいのか。(監査委員に)
答弁
指数等をみると良好、健全な状況に向かっている。大型建設事業を控えるだけに安定的に財政を推移するためには中長期の計画をもとに着実に実行されることが重要になる。
大綱質疑の後、各常任委員会から2名ずつ8名の議員が決算特別委員会委員に選任され、選任された委員の中から、委員長に佐藤重光議員、副委員長に中嶋力蔵議員が選任されました。
決算特別委員会
松田光朗議員、中嶋力蔵議員 (総務財政常任委員会から)
久留嶋範子議員、堀部壽議員 (教育民生常任委員会から)
佐藤重光議員、小笠原寿議員 (健康福祉常任委員会から)
庄司憲三郎議員、金田司議員 (産業建設常任委員会から)