2011年09月10日
コンテンツ番号9499
街角に彩りを
(2011.9.10)
鷹巣駅前通りシャッターペイント事業の除幕式が9月10日(土)、鷹巣駅前商店街で行われ、彩り豊かに描かれたシャッターの絵が買い物客や通行人の目を楽しませています。
鷹巣駅前通りシャッターペイント事業は、JR鷹ノ巣駅地区の中心市街地に賑わいを取り戻すための一環として、歩いて楽しい商店街づくりのため、地域の若者、商店街、商工会、行政が連携して空き店舗のシャッターに雰囲気を明るくするペイントをしようと、商工会、鷹巣駅前商店振興会、鷹巣銀座通商店会、北秋田地域振興局、北秋田市で組織する実行委員会(委員長:伊藤公夫商工会長)の主催で行われました。
ペイントの原図は、秋田北鷹高校生へ募集を行い、幅約5.4m、高さ約3.6mの空き店舗になっているシャッターに業者がペイントして4枚の絵が完成。この日、2011年第4回軽トラック市が鷹巣駅前商店街で開催されるのに合わせて除幕式を行い披露されました。
オープニングイベントでは、はじめに伊藤会長が「絵を描けば商店街がよくなるのではない。店は戸が開いているから店。何か物を売るため戸を開けるのではなく、とりあえずここに来たら何かあるよという心の戸を開けることにつながるのではないか。心の戸を開けながらお客さんに開くのは物だけでなく心を使っていきたい。この商店街が再度賑やかになることを願います」などとあいさつしました。
続いて、来賓を代表しての津谷市長が「時代の移り変わりとともに郊外に大型店ができたり、モータリゼーションの発展とともにたくさんの人たちが街の外に出るようになりました。4月に秋田北鷹高校が開校し、たくさんの生徒さんがこの駅前通り、銀座通りを歩いてくれます。若い方々のパワーを借りながら街づくりに取り組んでいるところです。今日はすばらしい絵が完成しました。シャッターに絵を書いて終わったわけでなく、絵を描いたシャッターを見るのでなく、その中にある物を引っ張り出さなければならない。今度はシャッターを開ける努力をみんなで頑張っていきたい」などと祝辞を述べました。
地元商店会を代表し、菊地邦廣鷹巣駅前商店振興会理事長のあいさつの後、今回のペイントにあたり図案のイメージやアイデアなどの提供に協力した秋田北鷹高校の生徒代表の小塚麻美子さんに長谷部勝北秋田振興局長が記念品を贈呈しました。
また、アニアイザー制作委員会と鷹巣中学校美術部が同じ商店街にシャッターアートの制作を行っており、同校美術部代表の泉谷牧穂さんに伊藤会長が感謝状を贈呈しました。
このあと、参加者が合図にあわせて除幕し、彩り豊かに描かれたシャッターペイントが披露されました。さっそく、軽トラック市に訪れた買い物客などが北秋田市をイメージした絵を観賞していました。