2011年09月15日
コンテンツ番号8803
職員が被災地での支援業務を報告
(2011.9.15)
東日本大震災で被害を受けた岩手県大船渡市に被災地支援のため派遣された市職員が9月15日(木)、無事業務を終え、市長に活動を報告しました。
北秋田市では、能代市からの職員派遣協力要請に応え、東日本大震災で被災した岩手県大船渡市に北嶋綾子主事(総務部総務課総務班)を派遣。北嶋主事は大船渡市で9月2日から9月9日まで弔慰金等支給用務にあたりました。
報告会では、はじめに津谷市長が「市を代表して行っていただき感謝します。いろいろ感じたこととか経験を災害だけでなく北秋田市の事務にも生かしてもらいたい」などと労をねぎらいました。
続いて、北嶋主事が業務や感想を報告し、「たいへん有意義な体験をさせていただいた。義援金と弔慰金の支給担当として従事してきたが、現在支払い手続きが始められいる。業務全体として大船渡市の役に立ったと思うが1人でも多くの被災者の役に立つよう一生懸命従事してこれたと思う。大船渡市が具体的に被災者を支援しているかを見て、各担当が明確に役割分担をして役割をしっかり果たすことと情報を共有していろんな視点から見ていくことが重要だと思った。現地の体験談や助言をいろいろ聞かせてもらい、今回の経験をしっかり生かし、市の災害に備え迅速な対応ができるようにしたい」などと述べました。
※北秋田市では、これまでに東日本大震災の被災地への職員派遣として、3月12日から22日まで岩手県宮古市に、4月17日から21日まで宮城県登米市に緊急消防救助隊として消防吏員延べ28人を派遣しています。保健師では、岩手県釜石市へ4月5日から4月10日まで、6月14日から6月19日までそれぞれ1人ずつ2人が派遣されています。一般職では、岩手県山田町に3月31日から4月30日まで2人ずつ10班編制で20人を避難所運営業務の支援のため派遣しています。岩手県大船渡市には、7月29日から8月5日まで1人が派遣されています。 また、7月27日から30日にかけての雨により甚大な被害を受けた新潟県三条市に8月3日から8月7日まで2人の職員を派遣しています。