2011年09月18日
コンテンツ番号9512
400人が長寿を祝い楽しく交流
(2011.9.18)
平成23年度鷹巣会場の敬老式が9月18日(日)、中央公民館で開かれ、約400人が参加し、式典と婦人会による祝い芸などで長寿を喜び合いました。
今年の敬老式対象者は市全体で8124人(男2915人、女5209人)、そのうち鷹巣地区の対象者は3721人(男1346人、女2375人)でした。また、鷹巣地区で白寿を迎えられた方は3人、同じく米寿は109人(男31人、女78人)、同じく75歳を迎えられ敬老者の仲間入りをした方は306人でした。
北秋田市の敬老式は、9月7日の合川地区を皮切りに、9月11日の七日市、綴子など6地区、9月13日の森吉地区、9月15日の阿仁地区で行われ、今日の鷹巣会場が最後となっていたものです。
式典では、はじめに津谷市長が「今日の北秋田市があるのも、激動の時代を乗り越え、地域の振興のためにご尽力いただいた皆様のご労苦とご努力のおかげ。敬老会には大変幅広い年代の方々がたくさん参加していますが、同じ鷹巣地区で過ごしてきた仲間同士、今日は一緒になって思い出話や苦労話、お互いの近況を語り合いながら楽しい時間を過ごしていただきたい。皆さんがいつまでもお元気で、来年も笑いながら元気な姿でこの会場でお会いできますよう、ご長寿をお祈りします」などと祝辞。
続いて、祝品贈呈では、新敬老者代表者の長岐テル子さん(住吉町)、米寿代表者の小塚信一さん(舟見町)へ津谷市長が祝品を手渡しました。
このあと、来賓を代表して大森光信市議会議員、北林丈正県議会議員、近藤健一郎県議会議員がお祝いの言葉を述べたあと、新敬老者を代表して、齊藤怜子さん(材木町)が「今日の敬老式にあたり、このようなおもてなしの会を開いていただくということで楽しみにしてきました。婦人会の皆様をはじめ、敬老式を開いていただいた関係者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。いままで生きてきた中で、3月11日の東日本大震災以降、突然突きつけられた目に見えないものへの恐怖は、何気ない毎日の暮らしの中で背中合わせになっていました。次世代に負の遺産を残さないように、自分の足元から無駄を無くしていかなければと思います。もったいないを合い言葉にして伝えていくのが、私たちの役目として身に染みています。痛みを分かち合いながら、残された時間を大切に生きて行かなくてはと思っています」などと、お礼の言葉を述べました。
式典終了後は祝宴が開かれ、参加された皆さんは互いの近況などを語らい、鷹巣婦人会などボランティアによるアトラクションで楽しい一日を過ごしました。