2011年09月21日
コンテンツ番号9515
子どもと高齢者の交通事故防止を
(2011.9.21)
平成23年秋の全国交通安全運動が始まった9月21日(水)、北秋田市内各所でも決起集会や交通安全パレードなどが行われ、市民に交通事故防止を呼びかけました。
全国交通安全運動は、広く国民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付けるとともに、国民自身による道路交通環境の改善に向けた取組を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的としています。
平成23年秋の全国交通安全運動は21日(水)から30日(金)までの10日間にわたり行われ、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、夕暮れ時と夜間の歩行中・自転車乗用中の交通事故防止(特に、反射材用品等の着用の推進及び自転車前照灯の点灯の徹底)、全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を全国重点として、普及啓発活動を全国各地で一斉に行います。
この日、北秋田市でも総決起集会が市役所前及び市役所森吉庁舎前で行われました。このうち午前7時より森吉庁舎前で行われた阿仁部総決起集会(阿仁部交通安全協会主催)では、北秋田警察署をはじめ行政関係者ほか交通安全運転管理者協会、交通安全母の会、交通指導隊などの団体から約150人が参加しました。
雨天のため庁舎内で行われた集会でははじめに、交通安全に顕著な活動のあった方々に表彰状の伝達が行われた後、佐藤登阿仁部交通安全協会長が、「今年は数年ぶりで管内での交通事故死亡者が1人もいません。皆さんの運動の成果がこの数字に結びついたものとお礼申し上げます。交通安全運動は家庭内、職場を合わせ地域全体の問題として取り組まなければならない。皆さんの特段の運動への協力と期間中の最大のご努力をお願いしたい」などと主催者を代表して挨拶しました。
続いて、北林一成森吉地区安全運転管理者協会長、進藤勘一郎北秋田警察署長、津谷永光北秋田市長、中田吉穂上小阿仁村長、北林丈正県議会議員、近藤健一郎県議会議員がそれぞれ激励のあいさつ。このうち津谷市長は「日頃の一人一人の意識が交通安全を支える大きな力となります。これからも皆さんの力を交通安全運動に賜りますようお願いします。市では年度内に北秋田市交通安全計画を策定できるよう進めています。北秋田市から交通事故が1件もないように、また死亡事故が一件もないような安全で安心に住める北秋田市づくりを目指してがんばりたいので皆さんの力添えをお願いしたい」などと激励しました。
この後、伊東和子交通安全母の会合川地区会長が「家庭で交通安全について話し合いを進め安全意識の高揚を図ります。子どもとお年寄りが外出するときは交通安全の一声を掛け注意を促します。飲酒運転を徹底追放するため家庭・職場・地域で飲酒運転の危険性や事故の重大性について話し合い、飲酒運転は絶対にしない、させない運動を協力に推進します。車に乗ったときはシートベルを必ず装着させ、後部座席の人にも装着を促し、子どもにはチャイルドシートの正しい装着させ、かけがえのない命を守ります」と、交通安全宣言をしました。
最後に、成田和吉・市交通指導隊副隊長が「上小阿仁村、北秋田市交通指導隊、ただいまからパレードに出発します」と交通安全パレードの出発申告をし、警察車両を先頭に交通安全パレードへ出発。沿道の市民に交通安全を呼びかけました。
表彰者は次の通りです。(敬称略)
表彰者・団体
全日本交通安全協会長表彰 緑十字銅賞
- 交通安全功労者表彰=北林カヅ(米内沢)
- 優良運転者表彰=高橋征四朗(上小阿仁村沖田面)
- 優良安全運転管理者表彰=成田文夫(李岱)