2011年09月25日
コンテンツ番号9519
小猿部川で伝統川漁を楽しむ
(2011.9.25)
親子で伝統川漁体験が9月25日(日)、小猿部川で行われ、参加した親子が川の恵みを味わいながら伝統川漁を学びました。
この伝統川漁体験は、日頃、川遊びが少なくなった子どもたちが伝統的な川漁(アユやな、川ガニかご漁、アユの友釣り)を体験することで川漁への理解を深め、川の恵みを味わいながら自然と人間の共生の大切さや河川環境について考えるきっかけになればと鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二組合長)が主催して開催。3年ぶり4回目の開催となった今回は20組の親子40人が参加して行われました。
会場は、小猿部川の脇神橋から下流へ200mのアユやな場。はじめに湊屋会長が「地域のすばらしい川、その川にはいろんな魚がいて川の恵みを頂いています。今日は川漁を通じて川の恵みと川を綺麗にする意識を養って頂きたい。川の透明度も高く、水位も下がり非常によい状態になりました。今日一日ケガのないよう皆さんと楽しみましょう」とあいさつしました。
このあと、アユが産卵のために上流から下りてくるところをつかまえる「アユやな漁」、かごに餌を入れて川ガニをつかまえる「川ガニかご漁」、「定置網漁」、「投網漁」を体験しました。川ガニかごと定置網は、前日に設置され、この日に収穫を確認。かごにはそれぞれ2から3匹のカニが、また網にはアユなどがかかっていました。
体験終了後、参加者にはやなで取られた「天然アユの塩焼き」、「川ガニ汁」が提供され、それぞれ味を堪能していました。