2011年08月01日
コンテンツ番号9471
夏の暑さを少しでも緩和
(2011.8.1)
伊藤公夫・北秋田市商工会長らが8月1日(月)、釜石市災害対策本部を訪れ、夏の暑さを少しでも緩和してほしいと珪藻土を使用した冷却アイテムを寄贈しました。
北秋田市が利活用を目指している珪藻土資源について、北秋田WATOGA協同組合と秋田大学が一緒に取り組み、珪藻土を使用した冷却アイテムを製作中で、製品が冷却アイテムであることから、東日本大震災の被災地で使ってもらい、つらい夏の暑さを少しでも緩和できればと現地の釜石市へ寄贈することになりました。
製品は、珪藻土の吸水性や保温性を利用し、マフラー状の生地に珪藻土を入れ水に浸すと冷却効果が出るもの。
当初は、市商工会と岩手県洋野町商工会の被災地支援物産販売の関係から洋野町へ寄贈することにしていましたが、洋野町から被害の大きい釜石市へ贈ってほしいと要請され、紹介を受けた釜石市へ寄贈することになりました。
この日、伊藤商工会長と実際に製作を行っている北秋田WATOGA協同組合の鈴木和浩プロモータ−、市の商工観光課職員2人が釜石市災害対策本部を訪れ、珪藻土冷却アイテム試作品(名称未定)100個を寄贈。珪藻土が北秋田市から産出されることや現在試作品だが完成に向け秋田大学と一緒に取り組んでいることなどを説明しながら、避難している方々に使ってほしいと釜石市災害対策本部山田守防災課長に手渡しました。