2011年08月07日
コンテンツ番号9476
米代川で鮎の釣果を競う
(2011.8.7)
北東北鮎釣り名人戦「2011よねしろカップ」が8月7日(日)、米代川の西鷹巣大橋上流で開催され、市内外から参加した鮎釣り自慢が釣果(ちょうか)を競いました。
大会は市鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二組合長)の主催で同組合が昭和63年、「失われつつあるふるさとの川や自然を後世に残し、アユを町の活性化に!」と企画、女性の大会である「レディース鮎カップ」をメインに始まったもので、洪水などで中止した年をのぞき、これまで継続して開催されてきました。当時は、女性部門だけの大会はめずらしく、全国ネットのテレビ局などからも取材を受けるなど話題を呼びました。
今年の大会は、大震災の影響か参加者が少なく、同時開催予定の「2011よねしろレディースカップ」は参加者がなく男性だけの開催となりましたが、青森県、岩手県などから22人(うち市内12人)が参加して行われました。
競技は、糸に"おとり"となるアユをつなぎ、縄張りを主張して攻めて来るアユを引っ掛ける「友釣り」で数と総重量、大きさを競うもので、抽選により中岱橋付近を基準に上流と下流に分け、午前と午後、場所を替えて行われました。
午前9時前、中岱橋たもとで始まった開会式では、湊屋組合長が「今年は渇水で今までに見たことがないくらい米代川の水位が下がっています。しかし、鮎はサイズが小さいがたくさんいます。昨日あたりも非常にいい釣りをしていますので今日はそれなりに数がでるのではと期待しています」などとあいさつしながら競技方法について説明しました。
この後、参加者にはおとり鮎2匹が配られて大会が始まり、真夏の太陽が照りつける厳しい暑さの中、それぞれポイントを変えながら、当たりをじっくりと待っていました。