2011年08月11日
コンテンツ番号9484
小山芳明さんと藤原美幸さん
(2011.8.11)
バーディグリーンミュージック社代表の小山芳明さん(64歳)と民謡歌手の藤原美幸さん(34歳)が8月11日(木)、市役所を訪れ、自主制作した秋田PRソング「綴子太鼓」のCDを市のPRに役立てほしいと、CD130枚とCDの売上代金3万円を図書券として津谷市長に手渡しました。
秋田を歌で元気にしたいとの想いから、小山さんや藤原さんと同じ想いを持つ秋田市や仙北市の音楽関係者5人で、平成22年4月に「あきた歌文化工房」を結成し、メンバーがそれぞれ作詞、作曲、編曲、歌を担当し、秋田PRソングを制作してきました。
「あきた歌文化工房」では、これまでに北秋田市、男鹿市、仙北市、大仙市、横手市、大館市の5市分6曲を制作しています。現在ラジオでは、「綴子太鼓(北秋田市)」、「北浦漁港(男鹿市)」、「春だ桜だ(仙北市)」、「おばことりんご(横手市)」の4曲が流れています。そして、6月には「綴子太鼓」と「北浦漁港」のCDを各400枚制作し、そのうち「綴子太鼓」のCD130枚を北秋田市に寄付したものです。寄付は北秋田市が初めて。
今回寄付されたCD「綴子太鼓」は、小山さんが作曲、歌は藤原美幸さんが歌います。CDの制作は、小山さんが代表のバーディグリーンミュージック社が手掛けます。
バーディグリーンミュージック社では、制作したCDは基本的に、団体や公の施設など地域に寄付することにしているそうです。CDの販売は、藤原美幸さんが個人的にレコード店で販売していますが、売上代金は、地域の図書館に図書券として寄付することにしています。
代表の小山さんは「各市町村特色のあるものを中心に歌にしていき、秋田県25市町村の歌を作り、地域をソングで県内外にPRしたい。そして秋田の歌文化をつくりたい。現在6市、7曲作っている。そのうち4曲がラジオで流れている。ラジオ番組で流したら反響が大きかったのでCDとして出した。楽曲を作っている自分たちが楽しみ、聞いてくれるリスナーが楽しめる活動をしていく。営利目的には一切しない。楽しむために継続していきたい」などと活動を説明。
藤原さんは「綴子太鼓は、にぎやかでパンチのある曲です。歌を皆さんに聞いてもらい、それが秋田のPRになればうれしい」などと紹介しました。
津谷市長は「歌が綴子太鼓ということで、北秋田市を取り上げてもらいありがたい。この歌で綴子大太鼓や北秋田市のPRを全国にできればと思っている。様々な機会にバックミュージックなどで使っていきたい。藤原さんには、ぜひこの綴子太鼓の歌で紅白出場を目指してほしい。秋田県25市町村の歌づくりを目指しているということなので、これからもがんばってほしい」などとお礼を述べました。
寄付されたCDは、市の観光施設や公民館に配置するほか、生涯学習の場での利用や様々なイベントの機会に流す予定としています。
CD取扱店について
「綴子太鼓」、「北浦漁港」ともに、1,200円(税込み)
秋田市・細川レコード 電話018-845-0020