2011年08月12日
コンテンツ番号9485
旧阿仁町出身・白川好光さん
(2011.8.12)
阿仁荒瀬出身の白川好光さん(埼玉県三郷市)が8月12日(金)、市役所を訪れ、8月5日に出版した5作目となる著書「人生の参考書」を図書館や公民館に置いてほしいと、市へ20冊寄贈しました。
白川さんは、昭和21年旧阿仁合町荒瀬生まれ。阿仁合中学校を卒業後、16歳で大工の道に入り、20歳で上京、24歳で独立後は建築業、不動産業を手がけ、現在、白川工務店(株)代表取締役会長。本業のかたわら、青少年の教育相談、講演なども続けられています。 小中学校の非常勤講師も務めています。著書には、「先に進む道」自叙伝(2005年文芸社)、「生きてこそ今」人生の参考書(2007年文芸社)、「母への子守歌」自伝小説(2009年くまがい書房)、「ゴンになったニャン太」童話(2010年くまがい書房)があります。
今回寄贈された「人生の参考書」は、白川さんが東武よみうり新聞社(埼玉県越谷市/週1回発行)から人のためになるコラムの連載依頼を受け、約1年半連載し、多くの読者から好評の手紙や電話をもらい、あるいは訪問を受け、温かい言葉をもらったことに対する感謝の気持ちとして、自身の人生論を本にまとめたものです。
著書では、「人間の心の中身とは」、「お金のため方・殖やし方」、「自殺防止と悩みの理由と事件」、「破産前の援護人」、「嫁と姑、互いの考え方」、「いじめ問題と被害者と加害者」、「七人の父母たちへの感謝」など、実体験などを70項目にわたり紹介しています。
白川さんは「本は、子育てから自殺防止、お金の貯め方まで細かく書きました。体験や経験したことをヒントとして書いている。答えは書いていないが、人生の参考書のままで出そうということで書きました。私は7人の父母から育てられ、勉強もできなかったけれども、それでも生きられるということを皆さんに伝えたい。この本を見て、死ななくてもいいのではと思っていただきたい」などと、本を紹介し想いを述べました。
津谷市長は「いつも市に本を寄贈していただきありがとうございます。本の内容もそうですが、白川さんと話していると元気になるような気がします。本は図書館や公民館、学校に置いて活用させていただきます」などとお礼を述べました。
今回寄贈された本は、市内の図書館、公民館、中学校、高校に設置する予定です。