2011年08月21日
コンテンツ番号9488
大物の魚をつかまえ歓声
(2011.8.21)
「2011魚のつかみどり大会〜史上最大のつかみ取りパート13」が8月21日(日)、米代川西鷹巣大橋下流の米代川河川公園で開かれ、参加した約300人の家族連れがニジマスやギンザケなど魚のつかみ取りに挑戦しました。
この魚のつかみ取り大会は、自然と触れ合う機会が少なくなった子どもたちに、川遊びをとおして河川愛護と自然との共生を学んでもらおうと、北秋田市子ども会育成連合会(湊屋啓二会長)と鷹巣漁業協同組合(湊屋啓二会長)が主催して開催し、今年で13回目。
会場は、米代川西鷹巣大橋下流の河川公園の一角。例年であれば、米代川本流から引き込んだ水路の浅い部分を土のうなどで止め、魚が逃げないようにした仮設の生け簀(いけす)で行われていますが、今年は、8月17日からの大雨による増水で川の水位が高く危険なため、ビニールシートなどで作った特設プールで行われました。
午前9時30分に始まった開会式では湊屋会長が、「今日はご覧のとおり、米代川が増水し川に入られないので、特設の大きなプールを作りました。今年もたくさんの子どもたちが参加してくれたので、去年の1.5倍の4500匹の魚を用意しました。皆さんにつかんでいただく魚は、ギンザケやイワナ、ニジマスなど6種類です。幻の魚イトウも1匹います。今日はいっぱい魚をつかんで、お家でおいしく食べてください」などとあいさつ。
つづいて、市教育委員会生涯学習課の斉藤彦志課長が「魚のつかみ取り大会に、子どもたちや保護者の皆さんがたくさん参加していただきありがとうございます。中には、皆さんが持っている袋に入りきらない、50センチ以上の大きな魚もいます。取った魚は、どういう種類の魚なのかよく観察してください。今日は最後まで元気よく遊んでください」などとあいさつ。
この後、会場での注意事項などが説明されたあと、用意されたニジマス、イワナ、ギンザケ、ブラウントラウト、ブルックトラウト、イトウの6種類が漁協の皆さんにより特設プールへ放たれ、就学前の児童、小学校1・2年、3・4年、5・6年、一般と各部門ごとにつかみ取りを行いました。小学3年生までは魚を捕まえやすいようにと、軍手を使用してつかみ取りを行いました。
子どもたちは、衣服が濡れるのもかまわず、歓声を上げながら逃げ回る魚を夢中で追いかけ回し、ようやくつかまえた魚を家族に笑顔で見せていました。