2019年01月02日
コンテンツ番号3002
今年1年の家内安全と地域発展を祈願
新春恒例の大太鼓叩き初めが、1月2日(水)に大太鼓の館で行われ、4張りの綴子大太鼓が大音響をとどろかせ、今年1年の安全と地域発展を願いました。
大太鼓叩き初めは、大太鼓の館と物産館への誘客、施設での無事故や市の発展などを祈願するため毎年1月2日に行われており、この日は綴子上町・下町の大太鼓保存会、市、市議会、観光・物産関係者が出席したほか、帰省客も含め約100人がセレモニーを見守りました。
はじめに、神事が執り行われ、綴子神社の武内尊英宮司による祈とうのあと、4張りの大太鼓の前に設けられた祭壇に津谷市長ほか参列者がそれぞれ玉串を奉天し、今年の安全と地域発展などを祈願しました。
神事のあと、津谷市長は「新しい年を迎えるにあたり、勇壮な大太鼓の響きを感じながら福を呼び込み、皆さんにとってよい1年なることを願っている。上町・下町の大太鼓4張りが一緒に演奏するのは、この叩き初めと9月に行われる北秋田市たかのす太鼓祭りでしか見ることができないので、貴重な機会を楽しんでもらいたい」などと新年のあいさつを述べました。
続いて、上町・下町大太鼓保存会を代表して上町大太鼓保存会の石川仁司会長が「今年は綴子の歴史や文化を国内外に発信していきたい。上町・下町が一同に会して行う平成最後の叩き初めを楽しんでほしい」などとあいさつを述べました。
このあと、上町大太鼓保存会が「朝日山」と「輪打ち」、下町大太鼓保存会が「ぶっこみ」と「もみじ流し」をそれぞれ演奏。そして、両保存会による合同の「街道下り」が威勢よく打ち鳴らされ、雷鳴のように響き渡る大太鼓の音に来館者の皆さんから歓声があがりました。
叩き初めのあと、ふれあい太鼓体験が行われ、帰省中の家族連れなどが保存会会員の手ほどきを受けながら、長さが1メートルもあるバチを使って実際に大太鼓を叩いてみたり、記念撮影をしながら楽しんでいました。