2020年02月29日
コンテンツ番号3992
防災体制や地域の要望など意見交換
(2011.8.29)
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う移動行政懇話会が8月29日(月)、合川農村環境改善センターで開かれ、市民約40人が市長や市の担当者と防災対策や地域の要望などについて意見を交わしました。
意見交換では、質疑を含め参加者から意見、要望が出されました。
主な質問・意見とその回答は次のとおりです。
大規模災害や水害が発生している関係上、地域防災計画について見直しをするようにとなっているが、市では見直しを進めているのか。
見直しをするため準備をしているが、地震の被害想定を見直しの中に入れる必要があるため、県からの地震に関するデータ提供を待って、計画の見直しを本格的に行う予定。
森吉山ダム工事事務所によると、森吉山ダムは昭和47年の米代川水系大水害のデータをもとに作ったようだ。また、大地震による被害を想定すれば、上流の森吉ダムがゆるやかに決壊した場合、森吉山ダムはもつが、一気に決壊した場合はその限りではなく推測は困難だそうだ。このたぐいの最悪の場合を想定して地域防災計画を見直してほしい。
ご指摘の点も踏まえ、計画の見直しに取り組んでいきたい。
災害時、避難所では電気が消えトイレも使えないご飯も炊けない状況にあるが、地域支え合い体制づくり事業で100万円までの助成がある中で、発電機とかガス釜などを避難所になっている自治会館に備え付けられる支援はできるのか。
公共施設に関して、発電機の設置を進めているところ。地域支え合い体制づくり事業では、基本は地域の高齢者を支える事業への助成であるが、地域で柔軟に使うことは可能なので、ぜひ申請していただきたい。
災害時の初期の活動ということで、自治会で自主防災組織を検討しているが、その際には行政の支援をお願いしたい。
柔軟な対応をできるよう、行政としても協力していきたい。
災害時要援護者避難支援制度は、大災害が起きたこういうときにこそ体制づくりを進めて行くべき。プライバシーを守りながら、民生児童委員だけではなく、自治会との連携も取りながら進めてほしい。
民生委員はもちろんですが、自治会組織のご協力がなければスムーズに進まないところもあるので、お互いに必要な情報を共有し支援制度を充実していきたい。
冬の除雪の関係だと思うが、カーブミラーが傾いたり破損している箇所がある、事故の起こる前に早急に設置修復してほしい。
場所をお知らせいただければ、職員が伺い対応する。
林道や作業道について、地元負担のない整備を引き続きお願いしたい。
市では、定期的に各地域を見回りながら林道、作業道を整備していますが、年度ごとの予算の関係もあるので、具体的な現地の場所を確認させていただきたい。
大野台ハイランド体育館は、美栄と木戸石の避難所になっているが、遺跡関係の物が入っていて使用できない状況。どのような見直しをしているのか。
ご指摘の通り、大野台ハイランド体育館は現在遺跡の発掘物の収納庫になっている。当面の間はハイランドハウスを代替施設として検討しているので、地域の方には周知をさせていただきたい。