2011年08月26日
コンテンツ番号3991
防災無線や市道の維持管理などについて要望
(2011.8.26)
市のまちづくりや行政課題などについて市民と語り合う移動行政懇話会が8月26日(金)、森吉コミュニティセンターで行われ、市民約40人が市長や市の担当者と防災対策や地域の要望などについて意見を交わしました。
意見交換では、質疑を含め参加者から意見、要望が出されました。
主な質問・意見とその回答は次のとおりです。
防災無線の故障が、たびたび有るため定期的な点検をお願いする。
年1回の点検を行ってはいるが、やはり故障する場合もある。故障した場合には迅速に対応したいと思っているので、ご一報いただきたい。
防災無線が聞き取りづらい。以前、機械の更新をお願いしたら、数億の費用が掛かるといわれたが、やはり更新は無理なのか。
防災無線の更新は、ご存じのとおり多額の費用が掛かる。そのためメール配信システムの導入を進めている。
食牛が放射能汚染したとの話であったが、原因と稲わらの処分方法。それと汚染した食牛の糞や尿による周りへの影響はないのか。
原因とされている稲わらは購入先に返品し、それは確認している。糞尿の処理は県が行っており、周りへの影響は無いように処理している。
下前田地区の墓地周辺に排水施設が無いため、土が崩れてきている。周りの民家へも影響を与える可能性もあることから、U字溝を設置していただきたい。
現在、限られた予算で事業を進めている。もう少し待っていただきたい。
森吉牧場からの臭いがまだ有る。これまでの市の指導内容、それに対する森吉牧場の対応、県の家畜保健所の対応、今後の市の対応を教えていただきたい。
いろいろな方法で消臭を目指している。なかなか結果が出なかったが、最近は微生物の入った薬品を使い、だいぶ臭いが無くなったという報告も受けている。再度、立ち入り調査を行い、立ち入り調査の際には住民の方々にもご参加いただきたいと考えている。
浦田地区の急傾斜地の工事が休止している状態にあるので、毎年すこしずつで良いので、工事を進めていただきたい。また、一部ロープで規制をしている箇所の修繕を早急に行っていただきたい。
現地を確認し、対応させていただきます。
導入される防災メールは、既に電話会社のメールサービスを受けているが、それとは別に送られてくるのか。また、受信するにはどういった設定が必要となるのか。
現在、皆さんが受信されている地震速報などと、別に市からのメールが届くことになる。機種によっては、設定が必要となる場合があるので、広報などで周知したいと考えている。
米内沢バイパスの工事について、進捗状況を教えていただきたい。
平成15年から27年までの計画で工事が進められ、平成22年度末の進捗状況は34%となっている。
森吉山ダムの広報館の有効活用や周辺の開発について予定があれば、教えてほしい。
広報館は国から無償で借受けすることになっている。奥森吉の玄関口として、奥森吉の観光案内所を考えている。また、軽食コーナーを設け、休憩所も兼ねた憩いの場にしたいと思っている。周辺施設の開発は、遊歩道・あずまやの整備などの環境整備を計画しているが、敷地が広大であり予算の関係もあるので、それも含め今後、検討していく。
避難マニュアルは、河川・水害を想定したものしか書かれていないが、震災についてのマニュアルもあるのか。
現在、県で地震の被害想定に関する調査を進めており、その調査結果を基に地域防災計画の見直しをかけることになります。この地域防災計画が、水害・震災も含めた防災計画の基本となり、避難マニュアルの基になることから、地域防災計画の作成を早急に行いたいと考えている。
クウィンス裏の冷水地内の道路が、カーブがきつく狭いため消防や救急車が通るのが困難である。
現地も確認し、要望されている内容は喫緊の問題と捉えている。しかし、予算の関係などからも、もう少しお時間をいただきたい。
米内沢病院の医師住宅が空家となっているようだが、売却や解体の予定はあるのか。売却するならば、早くしないと建物が古くなり価値が下がると思うが。
病院のために建てられた資産で行政財産という位置づけにあることから、今すぐに売却・解体はできない。お話されている通り、時間が経つほど資産の価値も下がるので、資産を売却・解体できる行政手続きを進め、売却できるものは売却したい。
市道の管理について、道路の草刈りをしていただいているのは助かるが、刈った草が側溝に詰まっている。側溝の水が溢れたこともあったが、草の除去はできないのか。
市道が800キロあり、草の除去まで行えない。水が溢れるなど、そういった箇所については、情報を集め今後の検討課題としたい。