2011年08月28日
コンテンツ番号3987
希少な昭和車の展示に多くの来場者
第3回ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜(鷹巣阿仁青年会議所ノスタルジックカー実行委員会主催、堀内秀悦委員長)が8月28日(日)、県立北欧の杜公園駐車場で開かれ、多くの家族連れや名車ファンなどで賑わいました。
午前10時から始まった同イベントには、北東北を中心に全国から集まった、昭和の名車約100台が展示されました。
展示車は、昭和30年代製造のトヨタクラウンRS31、メッサーシュミットKR200ロードスター、昭和40年台製造のホンダS800、トヨタコロナ、ハコスカやケンメリと呼ばれるニッサンスカイライン、マツダコスモスポーツ、昭和50年台製造のAE86スプリンタートレノ、ダットサンサニーなど、国内外の名車が並びました。
今となっては希少な車の展示に、車のオーナーと会話で盛り上がる人や、写真撮影をする人などの姿が多く見られました。
展示車の中でも人気を集めたのは、昭和40年製造のイスズキャブオーバー型バス。昨年好評だった家族連れをバスに乗せて同公園周辺を巡回するサービスが今年も行われました。このバスは、オーナーが千葉県で偶然見つけたバスを復元したもので、元々は自動車学校の教習車だったようです。この型のバスは、昭和30年から同50年頃まで秋田市営バスとして運行していたので、見覚えのある方も多いのではないでしょうか。
午前11時からは、交通安全・飲酒運転根絶を目指して、ノスタルジックカー約30台による交通安全パレードが行われ、文化会館から鷹巣駅前を通り、市内のショッピングセンター前や大館能代空港前を経由して北欧の杜公園までのコースをパレードしました。
また、会場内では、馬肉料理など北秋田の食を提供するおもてなしブースが設けられ、来場者は北秋田の味と名車を一緒に堪能していました。特設ステージではバンド演奏が披露され、イベントを一層盛り上げていました。